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出版社内容情報
大人気ライトノベル『春夏秋冬代行者 春の舞』待望のコミカライズ!
世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。
やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。
この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。
春を司る代行者・花葉雛菊は護衛官・姫鷹さくらとともに、十年ぶりの春の顕現を果たすため、『大和』の地を巡り始めるが…?
季節を世に顕現する役割を持つ現人神達とその護衛官達の切なくも美しい『春を巡る』物語、此処に開幕。
2023年1月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっぱaaua
51
原作が電撃文庫(KADOKAWA)でまさかの白泉社の花とゆめLaLaから少女漫画として出版されるとは思わなかった。調べてみると白泉社の株主は集英社で企業間を超えたコラボになっている。読者層がこちらに合っていると判断されたとしても凄いことではないかしら。お話しは雛菊が竜宮で春を顕現するところと狼星が事故にあった家族を神通力で助けるまだまだ超序盤のところまで。絵柄が優しいタッチで原作のイメージ通りになっていて楽しめた。これから苦しい場面を描かなければならないが、まずはスタートがしっかり切れてこの後も楽しみ。2023/01/20
わたー
18
★★★★★同名作品のコミカライズ。原作の空気感をそのままに丁寧に物語を紡いでいるため、凡そ理想的なメディアミックスだと思う。ただ、内容としてはプロローグもいいところで、この巻だけをみると起伏に乏しくなってしまっているところが気になるかなと。2023/01/05
ぐっち
18
電撃文庫原作が花ゆめコミックスで。エピソードもキャラデザも原作に忠実に、1巻で冬の顕現まで、結構テンポよく進む。私は原作を先週読んだばかりなので、なるほど~という感じなのですが、漫画から読んだらどうなのかな。冬主従の距離感が近くてニヤニヤ。ほかの主従のも早くビジュアルで見たいです。2023/01/07
ぐっち
14
続きが出たので再読中。キャラもシーンも原作に忠実でよいですね。あのシーンこのシーンがビジュアルで読めるの良いです。春主従もよいけど冬主従もよいです。2023/12/23
えすてい
13
出版社を越えたコミカライズ。電撃文庫では比較的珍しい原作者の少女小説テイストからするとようやくLaLaでの連載と単行本化が「本来の姿」にも思えなくもない(過去の電撃文庫には女性作家による男性向け少女チックなノベライズもあったが)。この漫画版に描かれているさくらは「ツンデレ」だ。いや、「ツンツン」かもしれない。原作ではさくらはデレイラストの方が多かったので、さくらのツンは、原作にはない漫画家ならではのフェティッシュな表現かもしれない。この春だけでも長い物語、LaLaでのコミカライズはどこまで続くのだろうか。2023/05/15