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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
り こ む ん
36
優しいけれど、どこかズキッとくる。わかつきさんワールド。タネマキが蒔く種は、回帰すべき大地の姿。一人じゃなく、たくさんの手によって…小さな輪から、何気ない優しさが広がってゆけば…そんな願いがこもっているように思えた。にしても…ハマグリ泣くと…ちょっと恐い(笑)。2015/11/09
あなほりふくろう
28
「地方の神社で氏子がいなくなって、お社が維持できなくなっている」というニュースを目にした直後、これを手に取りました。人と共にあっての土地神様、住めるところが狭くなっているというのはこれの暗喩かとひどく寂しさを覚えながらの道中でした。終盤の寂寥とした風景は土地神を失った人々の心の風景なのか、タネマキさんのタネはそうならないための努力であるか。人のこころにタネの芽生えんことを、いつかまた心豊かな風景の戻らんことを。まずは近所のお社さんに挨拶でもしてきましょうかね。2015/11/22
べすたん
21
帰ってきてくれた~~ シシとその仲間たち。懐かしさで一杯になりましたよ~。土地神様の自虐ネタと打って変わって的確な判断(?(ー”ー;)うーん)最高でした。こんな風にゆっくり流れる時間、いいですね~。今度はいつ会えるか・・・2015/11/27
花林糖
12
今も100%アナログのわかつきさんの新刊。相変わらずシシは可愛いけれど、ハマグリが今作ではお気に入り。2015/12/06
ねね
11
やっと実本で読めました~☆薄桃色の綺麗な装丁と、やさしい字体がマッチしてる表紙。これぞ紙の本…。電子書籍で全部購入済みだったので、なかなか手が出せませんでしたが、ようやく少し余裕が出来て購入。電子版に加筆されたのはあとがきのみで、しかも全然本編と関係ないわかつき先生の好きな本の話とかw先生らしいゆるさだな~と勝手に想像&くすくす微笑みたくなりました。本編はいつものほのぼのテイストではあるけれど、うすら怖くなるような「屏風の中の世界」タネマキが最後に捲いた種が、芽を出しますように。たまちゃん可愛いv2016/07/30