花とゆめコミックススペシャル 花咲ける青少年 〈６〉 - 愛蔵版

樹なつみ

白泉社（2009/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 408p／高さ 19cm
• 商品コード 9784592198062
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[えむ]

クインザの思いが切なくて涙が止まらない。そして立人が想像以上に格好良くって・・・。番外編もてんこ盛りで読み応えがありました。美麗な絵で人間模様が見事に描かれていて本当に素晴らしい！！

2011/03/31

[ぐうぐう]

この最終巻を読み終えると、政治や経済を描きながらも、『花咲ける青少年』は少女漫画へときちんと着地していることの感動がある。あとがきで樹が吐露するように「ターゲット層の少女達は政治や親父にはこれっぽちも興味がありませんからね。結局どうしたかというと茶色い餃子（政治）をきらきらした極彩食の皮（美青少年）で包み込んでごまかしつつ味わって頂きました」ということなのだが、そのプロのしたたかな技術に圧倒されるこれは一作だ。

2009/05/06

[ぐっち]

再読。収まるところに収まったすごく納得のラスト！最初が面白い作品はたくさんあるけど、最終回がよい話はなかなか難しい。ルマティの演説カッコいい、何気にクインザも好きです。そして何といっても幸せそうでよかった。続けて特別編の再読行きます。

2014/06/28

[小鈴]

八十年代のマンガはグローバルで華やか。舞台装置の派手さ、豪華絢爛なイケメン達、婿探しゲームから宿命を知り、愛を勝ち取る。何度読んでも楽しいなぁ。今の少女マンガって内省的でスケールが小さいよね。

2009/08/03

[みさき]

再読（愛蔵版では初）です。最終巻も堪能させていただきました！最終回を迎えてから２０年近くの年月が経っているにも関わらず、今読み返しても引き込まれ、夢中になれる貴重な名作だと思います。出会えて良かったです♪

2010/03/07