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出版社内容情報
ある日、祓い屋一門の当主・的場からの手紙を受け取った夏目。ところが、読む前にそれを無くしてしまう。内容がわからず不安を覚える中、的場本人が現れた!彼の目的とは――!? 夏目と友人・西村&北本の出会いや交流を描いた特別編2話も収録。あやかし契約奇談第13巻!! 2012年1月刊。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ@いつも心に太陽を!
202
名取が破り捨てた的場の手紙にはどんなことが書かれていたのか、気になる。気になる。気になる。西村と北本との番外編も新鮮でよかったなぁ。そっか、二人にはそんなバックボーンがあり、夏目との出会いはそんな風だったのか、と、より私の中でイメージされる夏目の世界に深み(厚み?)が増した感じ。緑川先生はこういうこまやかな人の心の機微を描くのがうまいなぁと思う。1/4スペースに書かれていた田沼に関するコメには笑えた。「夏目が来ると仲良くなろうとしてそわそわしだして、夏目もつられてそわそわしてしまう」本当だ(笑)2012/03/11
まりもん
186
困った時に名取さんを頼り、影から名取さんを守ろうとする夏目がまた良かった。的場の内側も見ることが出来たがやはり的場がいる場にはなじめない夏目がありにゃんこ先生がいてくれて良かったと思う話だった。2012/01/05
exsoy
131
もしかしてこの単行本自体が夏目の友人帳なんじゃないかと思えてきた。作中に出てくる「レイコの」友人帳ではなく。2012/01/07
匠
117
名取の言葉が胸に残る。その言葉に嘘はないのだと思う。だけど、友人帳の存在を知らせるのはやめておいている夏目君。一方、的場からの誘いも受けて・・自分が守りたいものをどう守れるのか、何とどう闘えば良いのか悩む彼をじっくり描いていた。でも答えはすでに出ているような気がする。夏目君を守るニャンコ先生を見て「どういう契約したんだ」と聞く的場に、「契約じゃない、約束したんです」と応える・・その言葉にこそ、今後の指針となるものがあるんじゃないだろうか。2013/02/25
黒瀬
84
『契約はしていません。約束したんです』 何度目か分からない的場騒動に巻き込まれた夏目は名取さんと協力して問題を解決することに。おや、今度は名取さんに一杯食わされたようだ。手を差し伸べながらも、夏目自身が自力で問題に立ち向かえるようにサポートする。これが名取さんの立ち位置になるのだろうか。 特別編は夏目転校当時の西村と北本のお話。今ではかけがえのない友人となった二人との少々ぎこちないエピソードが新鮮に感じられる。西村の弟っぽさと北本のお兄ちゃんっぽさは普段の生活からにじみ出たものだったのね。