花とゆめコミックス 星になる日

鈴木ジュリエッタ

白泉社（2012/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784592192831
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

鈴木ジュリエッタさんの初期短編集。ちょっぴりダークで切ない話が多かったけれど、どれも1話だけではもったいないほど完成度の高い作品ばかり。「拝み屋裏台帳」はオチも笑えたし、続きが読みたかったな。『神様はじめました』の原型らしき「椿檻」も好き。一番気に入ったのは「サクラチル」。ただのいい子ではない女子高生の心の闇が描かれていて、切ないけれど好きだなぁ。珠玉の短編集。

2018/04/07

[英知＠マンガ専用]

短編集。どのお話も不思議でちょっと切ない感じでした。表題作も良かったけど、「マイブラッディライフ」と「サクラチル」が好きでした＾＾「拝み屋裏台帳」はオチに笑ったｗ最後の話のトモエって、「神様はじめました」のトモエとは関係ないのかもだけど、元になった話なのかなぁ～と思ってしまいました。

2012/06/07

[ぱんなこった]

鈴木ジュリエッタ先生の初期短編集と知り読書、６種の読み切り中２作品が吸血鬼物。ほとんどの物語が切ない物でありながらスラっと読ませる辺りがさすがの腕前。変化球の交え、登場人物にどこかしら必ず優しさがある、今の原型につながる作風もチラリと見えて作家ファンに嬉しい一冊！個人的には『マイブラッディライフ』がお気に入り、龍之介がちゃんとパパしてる辺り好感度高し。

2015/06/22

[yourin♪]

デビュー作の前の投稿作も収録されている初期の短編集。　女の子は元気で一生懸命、男の子はちょっと意地悪でツンツンしてるけど、本当は面倒見が良くて情が深い。　お気に入りの『神様はじめました』のルーツなんですねぇ。　どの作品も切ないけれど読後感はあったかい。【Kちゃん借】

2012/07/11

[葉鳥]

【再読】『拝み屋裏台帳』のオチに笑う。『サクラチル』『椿檻』好きだなあ。ジュリエッタさんの描く色素薄い青年に弱い。

2017/04/30