花とゆめコミックス 花よりも花の如く 〈第１１巻〉

成田美名子

白泉社（2013/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 171p
• 商品コード 9784592186588
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[文庫フリーク＠灯れ松明の火]

「君達から見たら私は、ただ、おじいさんだろうけど、年を取るというのはマトリョーシカみたいなものでねぇ。２０歳の自分も５歳の自分も中にいるんだよ。どんな大人も２０歳でも、５歳でもあるんだ」嗚呼、こんな言葉をさらりと言える爺さんになりたいものです。そして盲目のマッサージ師にしてバイオリニスト、竹内望さん。生れ付き盲目なのか、何らかの事情で失明されたのか。悟りを得たかの如き風情の内に、修羅が潜んでいる気がします。今後、憲人に最も影響与えるキャラになりそうな予感。ところで欄外の設問。携帯のバッテリー切れは→続く

2013/01/04

[ヒロ＠いつも心に太陽を！]

能が好き｡憲人たちが好き｡なので今回も憲ちゃんたちの生き方の続きが読めて嬉しかった(*^∀^*)能《鷺》のｼﾃは人間を超えた清らかさが求められるため少年か還暦を過ぎたものだけしか舞うことを許されない曲と知って｢一度見てみたいなぁ｣と思った翌日の朝刊の文化欄に能《鷺》がとりあげられていて､直面で舞う少年の写真が!!｢一期一会ですねぇ舞台とも人とも｣とあったが、こんなささいなことだって縁だなぁとしみじみ感じた。さてさて､憲ちゃんの弱法師はどうなるのか続きも楽しみ！！

2013/02/19

[蝶よ花You]

「一進一退」という言葉があるけれど、憲人の場合に「退」はない。「一進一悩」。進む事で悩み、悩んだ末に進む。とても繊細で、けれど、強い人の生き方。それにしても、今巻での多忙な状況。余波がこないか心配です。

2014/11/19

[まりもん]

弱法師を演じることに色々と悩む憲人はやっぱりマジメだね。今回、迷子になったきっかけで知り合った望さんの影響でまた大きく演技がかわっていくのかな？

2013/02/14

[Mizhology]

すっかりゴッホ先生のファンです…

2013/08/05