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出版社内容情報
殺人の罪で拘束されている女性の影に、真犯人がいることを知ったカグラ。
"夢の中"、刃物を持つ犯人との対決の行方は――!?
[ホーリーランド][創世のタイガ]の作者が描く、大反響ダークヒーロー物語!!
2024年6月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
☆ 悪を憎む強い気持ちがカグラと悪人の夢の世界を繋ぐ。法律で裁けない悪を夢の世界で裁くカグラは自分の心の闇に気がついてしまう。悪人を裁くために力を振るう自分は暴力に酔って、相手を痛めつける事を楽しんでいるのではないか。悪人に私刑を加えることの是非、法の隙間を突く悪人の狡猾さ等、読んでいて色々考えさせられます。2025/04/13
地下鉄パミュ
8
1巻で書いた一連の流れは事件ごとに似通ってはいる物の変化を付けて来てるので物語に引き込まれます。ワンパターンになるのではと思っていましたが、多少なり心配は回避した気がします。やはり森恒二先生は森恒二。侮れませんし恐るべしでしょう。物語の流れ雰囲気からして何か途轍も無い物を隠していそうで、次の巻がやっぱり楽しみで、とても気になります。2024/08/26
KDS
8
他人の夢の中へ潜る能力を使って、犯罪者に次々に制裁を加えていくカグラ。夢の中へ武器を持ち込むまでに能力を向上させていくにしたがって、カグラは次第に犯罪者たちを「狩る」ことを目的として能力を振るうようになっていった…。いまのところは「狩る」相手が確実に外道どもばかりではあるのだが、この先偏った「正義」を振りかざすようになりゃしないかと、見ていて非常に危うさを感じさせるダークヒーロー。カグラもまた心の中で「怪物」を育てているのか?先の展開が楽しみになってきた。2024/07/01
まるのすけ
7
ホーリーランドぶりの森恒二の漫画。 夢の中に入って、悪をなした者を夢の中で成敗する。夢=虚構が現実に影響を与え、犯人たちが自供するまで追い込んでいく。 悪を想像して創作することそのものを肯定するような漫画。最近対応するようにベルセルクも読み始めたので、欲望や夢の影への返答のように感じたり。 なんて、おもしろい!2024/11/03
毎日が日曜日
7
★★★+ 犯罪者を断罪することに快感を覚えている。2024/06/30