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出版社内容情報
この世界には、何千何万という悪がいる――。
幼少期に火事で両親を亡くした主人公・カグラ。
彼はある日"他人の夢へと渡れる力"に目覚める…!
「ホーリーランド」「自殺島」「創世のタイガ」と数々のヒットを生んだ作者が初めて描く、"ダークヒーロー"叙事詩!!
2023年11月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
22
「やめない・正義や倫理じゃない・やめてはならない・胸の中の炎がそう告げている・俺は・やめない」。読み友さんの感想から。幼い頃に放火で両親と死別、現在は法学部に籍を置く大学生のカグラワタルは、ゼミ講習の一貫で傍聴した婦女暴行殺害容疑者の裁判以降、夢を通じて彼に接触出来る様になる。内なる衝動に突き動かされるかの如く、かつて学んだ武術による暴力を叩き込み続けると現実の容疑者が自供した事からその拳を未解決犯罪等の立証に使えないかと彼は考えるが⋯。格闘好きな作者の新作は異色のダークヒーローモノ(以下コメ欄に余談)。2023/12/04
JACK
11
☆ 犯罪者に対して強い怒りを持つ青年カグラは大学のゼミの実習で裁判の傍聴に来ていた。のらりくらりとした証言で犯行を否定する殺人事件の容疑者に激しい怒りをおぼえたカグラは、その夜、夢の中でその容疑者に対して暴力をふるっていた。現実感がある夢を何日も見続け、その中で容疑者に制裁を加え続ける。果たしてこの夢は何なのか…。森先生のデビュー作「ホーリーランド」に超能力を加えたような物語。先が楽しみです。2025/04/05
地下鉄パミュ
10
犯罪を犯した物と夢でリンクし、犯罪を犯した物を自供に追い込むダークヒーロー譚。夢の中でバトルを繰り広げ犯罪者を倒して行く点は不思議な感覚も有り目新しさも感じる。悪い奴には鉄拳制裁をって所は如何にも作者らしい。1巻で何件かの案件があったが、一連のパターンが決まっているのが難点か。今後事件が大きくなると思うが、ワンパターンにならないようにどうするかが課題。面白いが飽きそうと言うのが率直な感想。今の所、犯罪者の『嘘』がキーワードになっているようだけど、これが変化するか変わらずに一貫するか2巻も見てみる事にする。2024/01/02
かなっち
6
大好きな作家さんの新シリーズなので、ワクワクしながら読みました。他人の夢に侵入して悪を裁く、ダークヒーロー系のようです。その相手は罪を犯した犯罪者で、主人公が制御できない揺らめく感情を感じた時に発動するのでした。勧善懲悪のスッキリ系は好きなので楽しめましたが、毎回同じ展開だと飽きないかと少し不安になったのです。が、それでも続きを読むのが楽しみになってます。あと、夢を見ている間は寝ていない状態のようなので、主人公の精神状態や疲労を抱えた体が大丈夫なのかと心配にもなりました。2024/01/06
毎日が日曜日
5
★★★2023/12/10
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- 和書
- 自分をよろこばせる習慣