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出版社内容情報
フットボール代理人。
彼らは選手に代わり契約や移籍を執り行い、スター選手の移籍を実現させると天文学的な金額を動かすことも。
サッカー選手の兄を持つ女子大生の夏目リサは「金の亡者」と悪名高い代理人・先崎恭介の事務所のインターンとして採用される。それをきっかけにリサは魑魅魍魎の世界へ踏み出した。
試合に出たい選手、戦力が欲しいクラブ、その間をつなぐ代理人―。
日本人選手の海外移籍、自分の野望とクラブへの恩義に揺れる選手に代理人は何を語るか。
若手ブラジル人選手獲得の裏で会長と代理人の間で動く黒いお金、果たして正義はどこにあるのか。
業界騒然、フットボールを裏から牛耳る代理人の真の姿を描く。
サッカー界の事情通と気鋭のサッカー漫画家のコンビが贈る第1巻。
2020年5月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラフ
8
これはまた、随分と異色なサッカー漫画だなぁ。主役は選手でもクラブでもなく、それらを相手にする「代理人」。クリスティアーノ・ロナウドのドキュメンタリー映画「ロナウド」で出てくる彼の代理人ジョルジュ・メンディスやジョナサン・バーネットなんかは顔と名前くらい知ってるけど、実際どうなのかは知らないし、この作品に出てくることが本当なのかどうかもわからないけど、代理人視点でのサッカー業界の裏側ははなかなかスリリングでエキサイティングだ。2020/07/11
コリエル
5
選手をコーディネートして各国のチームに斡旋する代理人。主人公はその道でも魔王の如く畏れられる男・先崎…なんだが、この魔王初っ端から脆さが覗くんだよな。ギャップを出すためには最初は金にとことん汚く剛腕な悪漢を演じさせるべきだったと思う。面白くなるかどうかはまだ未知数の1巻。2021/09/30
笠
4
3 作者初読。サッカーの代理人をテーマにした作品、ということで、マイナー業種のお仕事ものかと思ったら全然違った。仮に取材したとしても、代理人はクラブの会長にキックバックを渡してます、なんて言うわけがないしな。家族人質にして脅迫とか。代理人事業が全般的に反社会的みたいな描き方は、どうなんだろう…。フィクションだと言っても誤解を招きやすいのでは?自分がまともな代理人だったら腹立つかも。ストーリーも代理人の日常、というよりは何か陰謀めいたサスペンス調の雰囲気で、代理人という職業である必要性に疑問が残る。2020/06/28
Yappy!
3
選手でも監督でもない、これは代理人のお話。暗ーい闇がどこまで元ネタがあるか解りませんが、いろいろあるんだろうなぁと。ただどっちにしても成功していく選手は数少ないチャンスに結果を出せる実力のある人なんだろうなぁ。さてどんな展開になっていきますか。2020/06/06
capeta
2
仲介人の目線の話しかー。ダークな感じにリアルな問題を炙り出すのか。今後が楽しみ。2021/12/05