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出版社内容情報
荒涼たる砂の星。
人の子にして蜥蜴のような尾を持つ“ドゥワタラ”の少女・ニキは、母親と砂海で暮らしていた。
立ち入り禁止の聖域でニキを救ったのは、ミケナイ寺院の青衣の男・アンリ。
そこに“ドゥワタラ狩り”の集団が現れ――?
異端の少女の成長を描く大河ファンタジー!
2023年11月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s_s
2
専門的な用語の頻出と、”砂”に代表される独特な表現に、若干の読みづらさを覚えるファンタジー作品。砂海で生きる特異な少女の成長譚が物語の根幹となっているが、”ナイナ”、”アヤ”、”辰央”などなど、知っておかなくては楽しめない用語がふんだんに盛り込まれており、理解に時間がかかるのが難点。また、ミケナイ杖術の披露などはひとつの見せ場であると思われるが、そのひとコマが今どういう状況なのか一目で分からないが為に、イマイチ気分の高揚などもなく乗り切れなかったのが残念。緊迫した場面の緊張感もあまり感じることがなかった。2023/11/29
六花
0
久々に一気に読んでしまうほど引き込まれる作品に出会った気がする。 専門用語が多いが、その解説もテンポよく差し込まれ、且つ設定が丁寧な良作の予感がする。 尻尾を隠して細く強く成長する系なのかと思っていたが、自らの特徴や希少性を利用して立ち回っているのもよい。大きな弱点も明確に描かれているので、今後どうなっていくのか気になる。 アンリの誠実さと、ニキの真っ直ぐさが好きだ。2023/12/10
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