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出版社内容情報
『3月のライオン』8巻通常版と同日に、
羽海野チカ先生の描き下ろしイラスト満載の
手帳付限定版が発売!!
◆2013年3月~2014年3月までのスクールカレンダーに加え、
メモスペースも充実☆
◆どのページも180度きれいに開くので、書きやすい。
使い勝手にもとことんこだわりました!!
◆サイズは持ち運びしやすい&たくさん書けるB6サイズ♪
(コミックスと同サイズ)
◆どこを開いても楽しいイラストが満載のデザイン。
羽海野先生の愛猫・ブンちゃんが大活躍してます♪
2012年12月刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
3939タスタク
74
宗谷名人との記念対局は静寂な白の世界が美しく、桐山君の今後を占う上で重要なポイントになると思う。もしも桐山君が川本家のみんなに出逢う事が無ければ、今の宗谷名人の姿が後の桐山君の姿だったのかもしれない。それだけ彼ら二人は、とてもよく似ていると思う。そう云う意味では人との出逢いは、後の人格形成にとって大切な事柄なのだろう。 そして、柳原棋匠の背負っている物の重さ、志半ばで去って往った仲間達から受け継いだ襷を護る為、命を削りながら戦い続ける姿に勝負師としての覚悟を感じました。2012/12/17
まりもん
74
宗谷名人との対戦は静かな戦いだけれども桐山君にとっては凄い対局だったんだなぁ。試合後に過去の棋譜を調べて夢中にさせるなんて。二海堂の復活に喜んでいたら島田さんが棋匠戦に挑戦していた。島田さんはあんなアウェイ感とも戦って頑張っているんだね。2012/12/15
ゼロ
35
ふわふわした読み心地でした。前半は若さ、後半は老とハッキリと別れていました。宗谷の秘密を知ることになる。この作品って将棋以外は何もないという人が多く、勝負の世界の過酷さを教えてくれて素敵です。棋匠戦は背負っているものの重さ。あとは頼むよと簡単に人は言うけれど、残された人は、強い人は勝ち続ける。まるで天才の様に言われるけど、天才ではなく努力家で普通の人間。柳原棋匠がタスキを渡されて粘り続ける。島田八段もそうですが重みが違う。本気で生きてる密度が違いすぎて、私は目を離すことができずページを捲っています。2013/03/02
ぺんぎん
30
今回は緊張感があり胸が熱くなった。戦うのは一人だけど決して孤独ではない。ひしひしとそれが伝わってきた。帰ってきた二階堂の笑顔と頑張ってるちほちゃん、川本家の賑やかさと穏やかさ。ギュッとつまってて良かった。手帳もかわいい~。使うのもったいないけど3月から大事に使います。2012/12/15
りちゃあど
27
「在り続ける」ということの重みを感じられる一冊だった。 表紙を書店で見た時は「これまた渋いな~」と思ったけれど、本編を読んでからもう一度表紙を見ると、何とも感慨深い。たすきが解けた時、柳原棋匠の目に入るのは緑広がる野原なのか、それとも…?2012/12/15