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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
109
時をさかのぼり、3年前に岡部が第九に配属された時のエピソードが良かった。特に、MRI捜査の必要性に理解を示すまでの見せ方が鮮やか。それぞれのキャラもとてもわかりやすく描かれていて面白く読めた。事件のほうはこれまた物悲しさ漂うもので、短いながらもリアルな重みがあった。また巻末の特別編・・え?なになにどうなるの?って期待感のまま次巻へつづく?ここでかっ!と思ったけど、完結巻の12巻まで借りてあるもんね~(笑)それにしても毎巻、扉絵がものすごく美しい。そして気づけば今日読んだ4~6巻のあとがきはなかった。2013/08/28
エンブレムT
52
鏡の中に映る自分の姿は、他の人の目には同じように映っているのだろうか?思わず鏡をみつめ、何度も瞬きをしてしまいました。・・・物語は、岡部が警視庁捜査一課生え抜きのエリートだった頃に遡る。彼の真っ当な感覚に共感しながら、死者達の脳が見ていた現実に、辿り着いた『真実』に言葉を失いました。気軽に使われる「頑張れ」という言葉の持つ残酷さ。心からの善意で発した言葉だったとしても、その言葉は諸刃の剣になりうることを人は知っておかなければならない。この巻は、特別編の青木にイラッとするくらい、岡部にシンクロしました(笑)2011/05/30
wata
49
岡部さん、初めはこんな感じで配属されたんですね。でも愛想は無いけどスゴく頼りになる部下に(^^)2015/09/09
cucky
42
いやいや。結婚はまだ早いだろう青木。と前回は言いたくなったよ。 色んな恋愛や情も関わってくるのね!!2013/05/02
ネギっ子gen
41
【薪警視長の状態を監視して逐一報告を――】岡部は、<警視庁捜査一課の生え抜き。迷宮入りかと思われたT大名誉教授惨殺事件を粘り強い操作で見事解決。過去の実績と併せ、昨年、功績賞を受賞。2階級特進。一躍エリートコースを邁進。今や全国30万人警察職員の憧れの存在>だったが…3年前、<28人連続殺人犯・貝沼清孝の「MRI」捜査中、薪警視長が部下である鈴木克洋を射殺。2名の捜査員は自殺。一人は廃人同様>という“とんでもない失態”により事実上崩壊し「室長」一人が残った「第九」に、警視総監の命で送り込まれた…のか……⇒2025/02/24