感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
82
【発掘本】整理中に、ちらちら盗み読み。若かりし頃の、テスト前にちょっとだけ、と読み耽った背徳感が蘇ったりして。それにしてもYなが氏の本、よくぞ買い集めたもんだ。この本は、その著者名と題名に惹かれ。表紙の絵も、帯の「女は謎。その愛はもっと謎。」も唆られましたっけ。第1話早々の、母の「何ですこのブタ小屋みたいな部屋は!?/トイレに山積みになってるマンガも今すぐあなたの部屋に持っていかないと捨てますからねっ!!」という怒鳴り声。で、娘のブータレ顔。いやー、再読でも展開へのわくわく感がたまりませんなぁ。面白し ⇒2020/02/11
文庫フリーク@灯れ松明の火
74
ちょっとひと息。本棚で、ひそかに増えるよしなが作品。修道院に入った若林だけが共感を越えてしまう。『母というものは 要するに 一人の 不完全な 女の事なんだ』 父も女性以上に不完全ないきものです。2011/03/11
ミユ
63
よしながさんが好きな友人に薦められた一冊。確かに奥が深くて何度も読んでしまった。良くも悪くも女って本当に複雑。うまく言葉で説明できない、どこがどう共感できるのか自分でも正直わからない。だけどどの登場人物の気持ちも少しずつでも理解や共感できてしまう。理屈抜きですんなりと。特に好きなのは第三話と四話の前後編。私は莢子のように博愛精神の持ち主ではないけど、彼女にとても惹かれてしまう。何かに行き詰ったときについ読み返してしまう。明確な答えがあるわけではないのだけど、読み返すと私はなんとなく気持ちが軽くなるのです。2016/10/01
はつばあば
56
娘達よ!母は完璧ではないのだ!「母というものは要するに一人の不完全な女の事なんだ」それをわかっておくれ~( ;∀;)。ホントうちの娘たちは・・。親になったらわかってくれるかと思ったが嫁にいかない娘もいる。嫁がないのも一つの選択だが・・愛娘の幸せだけを願っているアホな親がここにいる2020/06/01
星落秋風五丈原
51
自分より若い男と結婚する母、怒る娘とそれぞれのパートナーの物語が第一話に登場する。その後この家族が一旦脇役に退場し、慕う相手への一方的な行為のみで満足する女子大生、祖父の教えを守って見合いをする娘、高校生の時に将来の事をあれやこれやと話していた3人の娘達の逸話を経て、もう一度この母娘の物語に戻って来る。これは、彼女の『こどもの体温』と同じ構成。娘達は笑う。 笑うといっても、何もかもすっきりした時の大笑いではない。ちょっと下を向いて、控えめで、誰に見せるわけでもない、自分のための、笑み。そんな笑いだ。 2005/04/13




