出版社内容情報
恵比寿にあるこぢんまりとしたビストロ「Complice(コンプリス)」は、
料理担当の藤堂朱莉と、お酒担当の椎名透が営む、マリアージュが評判のお店。
マイペースで直感派の朱莉と、几帳面で理論派の透は
しばしば衝突するものの、コンビネーションは抜群。
互いを補い合いながら、客の好みに合わせたユニークな料理やお酒を提供している。
さらにふたりは、持ち前の洞察力や観察眼で、客の悩みを見通してしまうことがあり――?
彼女とうまくいかない男性、正反対な性格の友人同士、
どこかぎこちなさの残る親子、仕事の失敗を抱えた同僚同士。
人間関係までもおいしく「調和(マリアージュ)」させてしまうコージーミステリ!
■著者プロフィール
六畳のえる(ろくじょう・のえる)
「ことのは文庫 ライト文芸賞」で大賞を受賞した『酔いが回ったら推理どき―酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー』で、2022年にデビュー。青春文芸、ライトノベルなど、幅広い分野で活躍している。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
料理担当の藤堂朱莉とお酒担当の椎名透が営むビストロ「コンプリス」。評判のマリアージュだけでなく、人間関係までもおいしく「調和」させてしまうコージーミステリ。同僚だった椎名に朱莉が声をかけて一緒に開いたビストロに、彼女とうまくいかない男性、正反対な性格の友人同士、どこかぎこちなさの残る親子といった様々なお客が来店する展開で、センスある直感派の朱莉と几帳面で理論派の透が、客の好みに合わせて提供するユニークな料理や酒は美味しそうで、刺激し合って素敵な料理を生み出す2人の何とも複雑な距離感もなかなか良かったです。2026/04/09
ほたる
5
面白かった。理論派のバーテンダーと感覚派のシェフがおもてなし。そこに持ち込まれるのはちょっとした謎。あれは一体何だったんだろうにお料理とお酒が優しく寄り添っていく。良いコンビだなぁと思ったのでぜひとも続編を。2026/04/08
とってぃー
3
良いライトミステリーでした!感覚派シェフと理論派バーテンダーが料理とお酒を提供しながら、お客さんのちょっとした謎に答える物語。正反対で互いに刺激し合うコンビの空間がとても心地よかったですね。お客さんの悩みも、料理やお酒を交えたクスッとなるものでライトに楽しく読めました。お悩み解決だけではなく、感覚派シェフの意外な閃きから出る料理は食べたくなる描写ばかり。また、ちょっと奇想天外なシェフを理論で支えるバーテンダーという形もいいタッグでした。ライトながらちょっとスパイスの効いた展開も見事!2026/04/09




