出版社内容情報
毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲い、異常気象が「普通」の時代に突入しています。
いまや日本は「世界一異常気象が発生する国」です。
現在の日本は四季がなくなり、夏と冬だけの「二季の国」となってしまったと感じている方は多いでしょう。
その一因となっているのは二酸化炭素増加による地球温暖化です。
このまま二酸化炭素を増やし続ければ、直ぐに地獄のような気候がやってきます。
無関心のままでは、この問題は解決しません。
本書では異常気象や気候問題の現状と未来予測、温暖化対策について、
あらゆる角度から解説します。
≪異常気象が普通になる世界≫
・日本は四季の国から「二季の国」になる
・人智を越えた新たな豪雨災害
・予測不可能な台風の進路
・夏の気温は40度が当たり前
・冷夏は来ない
・日本の夏は猛暑と豪雨
・災害で物流が止まる
【目次】
内容説明
異常気象で生活はどう変化するのか?毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲い、異常気象が「普通」の時代へ突入。二酸化炭素を増やし続ければ、すぐに地獄のような気候がやってくる!異常気象や気候問題の現状と未来予測、温暖化対策について、解説。
目次
第1章 日本に集中する異常気象
第2章 なぜ日本に猛暑が来るのか
第3章 地球温暖化による世界全体の水温上昇
第4章 なぜ温暖化で豪雨が増えるのか
第5章 温暖化が日本にもたらす冬の異常気象
第6章 異常気象で私たちの生活はどのように変化するのか
異常気象 Q&A
著者等紹介
立花義裕[タチバナヨシヒロ]
1961年北海道生まれ。三重大学大学院生物資源学研究科、地球環境学講座・気象・気候ダイナミクス研究室教授。札幌南高等学校卒業。北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。小学生のときに、雪の少ない地域や豪雪地域への引っ越しを経験し、気象に興味を持つ。「羽鳥慎一モーニングショー」を始め、ニュース番組にも多数出演し、異常気象や気候危機の情報を精力的に発信。北海道大学低温科学研究所、東海大学、ワシントン大学、海洋研究開発機構等を経て、現職。専門は気象学、異常気象、気候力学。2023年三重大学賞(研究分野)、2024年東海テレビ文化賞。日本気象学会理事、日本雪氷学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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