出版社内容情報
※本書は、次の書籍の一部内容を再構成し刊行したものです。
ポプラ新書『孤独な死体 法医学で読み解く日本の今』(2014年2月発行)
ポプラ文庫『監察医の涙』(2015年8月発行)
私の死んだ理由をお伝えします――
「轢き逃げされたとか絞殺されたとか、突然大変なことを言い出す死体もある。丹念に検死をし、解剖することにより、なぜ死ぬことになったのか、もの言わぬ死体が語り出すのである。そして、一つひとつ、死にまつわるさまざまなことが明らかになっていく」
(序文「私の死んだ理由はこうなんだ」より)
「妻を殺しました」、一見不可能な自殺、刑事の涙…
2万体の検死・解剖を行なった
元監察医による法医学・死・事件に隠された真実。
ベストセラー『死体は語る』の著者、待望の復刊!
【章立て】
序文 「私の死んだ理由はこうなんだ」
第1章 死体はこう言った
第2章 監察医の涙
第3章 監察医と奇妙な死体
第4章 人はこうして「変死」する
終章 妻の死
【内容】
★夫の献身愛
★炎の中に
★偽りの発表
★「おかあさんといきます」
★同居していたミイラと白骨死体
★我が子を殺めた母親
★看護師たちの完全犯罪
★バラバラ殺人の心理
★ポックリ死んだら変死体
★偽装される死体
★「変死の」季節
……など
(目次より抜粋/※予定)
*著者プロフィール
上野正彦
うえの・まさひこ
1929年、茨城県生まれ。法医学者。1954年、東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年、東京都監察医務院に入り監察医となり、1984年に同医務院長となる。1989年に退官。退官後に執筆した、初めての著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーとなる。その後も数多くの著作を重ね、鋭い観察眼と洞察力で読者を強く惹きつける。また、法医学評論家としてテレビや新聞・雑誌などでも幅広く活躍し、犯罪に関するコメンテーターの第一人者として広く知られている。これまで解剖した死体は5千体、検死数は2万体を超える。主な著書に、『死体は語る』(文藝春秋)、『死体鑑定医の告白』(東京書籍)、『人は、こんなことで死んでしまうのか!』(三笠書房)など多数。
内容説明
目の前の死体は何を伝えたいのか―元監察医による検死、解剖にまつわる話。「轢き逃げされたとか絞殺されたとか、突然大変なことを言い出す死体もある…」。死体から真実の声を聞き取る、それが監察医の仕事であり使命である。法医学の世界がリアルに感じられるミステリアスで切ない事件・事故の数々。元東京都監察医務院長の著者が綴る秘められた想いと記憶。
目次
第1章 死体はこう言った(夫の献身愛;偽りの発表 ほか)
第2章 監察医の涙(刑事の涙;涙で運転ができない ほか)
第3章 監察医と奇妙な死体(一見不可能な自殺;状況証拠という犯人の罠 ほか)
第4章 人はこうして「変死」する(ポックリ死んだら変死体;偽装される死体 ほか)
著者等紹介
上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年、茨城県生まれ。法医学者。1954年、東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年、東京都監察医務院に入り監察医となり、1984年に同医務院長となる。1989年に退官。退官後に執筆した、初めての著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーとなる。その後も数多くの著作を重ね、鋭い観察眼と洞察力で読者を強く惹きつける。また、法医学評論家としてテレビや新聞・雑誌などでも幅広く活躍し、犯罪に関するコメンテーターの第一人者として広く知られている。これまで解剖した死体は5千体、検死数は2万体を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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