出版社内容情報
赤十字の創始者の生涯をコミックで描く!
1828年にスイスの都市ジュネーブに生まれたアンリー・デュナンは、1859年のイタリア統一戦争の激戦「ソルフェリーノの戦い」の負傷者救護を行い、戦いの悲惨さと国際的救護団体の必要性を訴えます。その訴えはヨーロッパ中で大反響となり、国際赤十字へと結実します。数々の挫折を経験しながらも、理想に生き、1901年、第一回ノーベル平和賞を受賞します。
現在までに世界中で人道支援活動を続ける赤十字の礎をつくったアンリー・デュナンの生涯をコミックでわかりやすく描きます。巻末記事と年表で、現在までの赤十字の活動とその広がり、日本赤十字社の活動、赤十字誕生の背景となった19世紀の世界情勢などを詳しく解説します。
内容説明
19世紀半ばのスイスに生まれたアンリー・デュナンは、キリスト教を深く信仰する裕福な両親のもとで育ちました。イタリアで戦争があり、仕事で戦場近くの町に来たデュナンは、放置された何万人もの死傷者に驚き、救護活動をおこないます。デュナンはこの経験から、敵味方の区別のない負傷者救護を訴えます。その考えは世界中で大反響となり、国際赤十字が設立されるのです。
目次
序章 赤十字旗
第1章 ジュネーブに生まれて
第2章 ソルフェリーノの思い出
第3章 赤十字設立
第4章 栄光と挫折
第5章 デュナンの望み
ためになる学習資料室
著者等紹介
文月鉄郎[フミヅキテツロウ]
漫画家、アニメーター。代々木アニメーション学院アニメーター学科卒業。アニメ会社勤務(作画業)を経て、漫画家に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
とある内科医
れおママ(れおの読書記録)
-
- 和書
- 植木枝盛選集 岩波文庫