ポプラ新書<br> 100歳は世界をどう見ているのか―データで読み解く「老年的超越」の謎

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ポプラ新書
100歳は世界をどう見ているのか―データで読み解く「老年的超越」の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591182581
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0230

出版社内容情報

あなたは、何歳まで
どんな風に生きたいですか? 

2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。敬老精神が高く、長寿をめでる日本だが、介護や認知症のイメージにより、自分ごととしての「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。
本書は500人以上の百寿者と実際に会い、調査を続けてきた著者が加齢をめぐるさまざまなデータ、研究結果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫る。
多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考える。


■目次
はじめに――あなたは何歳まで、どんな風に生きたいですか?
第1章 人の寿命はどこまで延びるのか 
第2章 スーパー高齢者たち
第3章 100歳の現実
第4章 100歳の人は幸せか――「老年的超越」を手がかりに   
第5章 幸せな100歳を迎えるために 
終わりに
付録:100歳と付き合うための5つの方法



■著者略歴
権藤恭之(ごんどう・やすゆき)
1965年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。
老年心理学。日本老年社会科学会 (理事) 。日本応用老年学会(常任理事)。The Gerontological Society of America (Fellow)。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始。超高齢者を対象に健康長寿を達成するための要因を研究しながら、どうすれば超高齢期を幸せに過ごすことができるのか、その環境づくりを考えている。20年から兵庫県朝来市で古民家再生に取り組む。

内容説明

あなたは、何歳まで、どんな風に生きたいですか?2050年には100歳以上の人が50万人を超えるといわれる日本。だが介護や孤独のイメージから、「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。本書は百寿者への調査、加齢をめぐるさまざまな研究成果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫りつつ、まだ見ぬ人生への向き合い方を考える。

目次

第1章 人の寿命はどこまで延びるのか(100歳以上は9万人;年齢を証明するのは書類だけ? ほか)
第2章 スーパー高齢者たち(加齢の速度が遅いスーパー高齢者たち;世界最長寿者、カルマンさんの認知機能 ほか)
第3章 100歳の現実(健康寿命とは;有病状態を考える ほか)
第4章 100歳の人は幸せか―「老年的超越」を手がかりに(100歳の健康と幸福の関係;「自立していない=不幸」ではない ほか)
第5章 幸せな100歳を迎えるために(ピンピンコロリにこだわらない;飲酒と喫煙の影響 ほか)

著者等紹介

権藤恭之[ゴンドウヤスユキ]
1965年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。老年心理学。日本老年社会科学会(理事)。日本応用老年学会(常任理事)。The Gerontological Society of America(Fellow)。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

smatsu

6
スウェーデンの社会学者トルンスタムの言う「老年的超越」という話には以前から多少興味があったのだけど、本書の4章にその話が結構書いてあった。不思議なことに80歳や90歳を超えてくると高齢者の一部は幸福感がぐっと上がるらしい。最低限日々の生活に大きなストレスがないことが必要だが、面白いのは身体が弱って日常生活が満足にできないとか、認知能力が下がってほぼ認知症のようになっても幸せな人はそういうことにあまり関係なく幸せだという話。なぜそうなるのかは不明だが社会的に成功したとかお金がたくさんあるかはあまり関係ない2024/08/14

それでいいのよ

2
高齢であっても適切なトレーニングを積めば筋力は増加する。問題なのは気力が衰えること。そのためには身の回りのちょっとしたことを「やりたい」と続ければよい。ボロは着てても心は錦、のようにどうあるかよりもどう感じているか。「老年的超越」ー加齢に伴う社会で求められてきた物質主義的で合理的な世界観から宇宙的、超越的、非合理的な世界観への転換。「ピンピンコロリ」を目指して頑張る、それが難しくなったら「フニャフニャスルリ」へ。2024/11/07

Hiroki Nishizumi

1
年寄りには年寄りの楽しみがある、と考えて生きていくしかないね2024/12/03

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