teens’ best selections<br> 学校に行かない僕の学校

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teens’ best selections
学校に行かない僕の学校

  • 尾崎 英子【作】
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  • ポプラ社(2024/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591181737
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

──僕が選んだのは、寮付きの森のフリースクール──

中2の初夏、僕=氷川薫はある出来事から生活が手につかなくなり、学校に行けなくなってしまった。
家からも離れたくて、自分で見つけた寮付きのフリースクールに行くことに決めた。

東京奥深くの森の中にあるスクールには、大人が数名と、小5から中3までの子どもが十数人。身の回りのことは自分で行い、時間割はなく、なにをしても自由。ゲームをしてもいいし、勉強するのも自分次第。
勉強しろと言われないことにやや不安を感じながらも、薫は同い年の二人と仲を深めながらゆっくりとした時間を過ごし、静かに自分の心に向き合う。そして、ずっと気がかりだったことを告げるために、ある人に会いに行く。

自分の好きなことを見つけた薫は、前に一歩を踏み出す。
学校に行かなくても、不安にならなくていいし、学校を通らない道もちゃんと未来につながっている。


装画:くりたゆき

内容説明

中2の夏。ある出来事から学校に行けなくなった。僕が選んだのは、寮付きの森のフリースクール。

著者等紹介

尾崎英子[オザキエイコ]
1978年、大阪府生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。2013年「小さいおじさん」(文庫化時に『私たちの願いは、いつも。』に改題)で第15回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。中学受験の6年生たちを描いた『きみの鐘が鳴る』が、第40回うつのみやこども賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

J D

72
 「死」がぞんざいに扱われることなく大切なもの。この作品のキーワードとして扱われていて薫、イズミ、銀河の成長がぐっと読者の心を掴む作品。「スタンドバイミー」も死の匂いを纏っているが、ここでは、それに触れない。不登校であるからこそ見えるものをここでは描く。いい作品でした。落ち着いて周りを見渡しながら一人で読みたい作品。2025/04/22

chiaki

36
あることがきっかけで不登校になっていた中2の薫は、全寮制のフリースクールに通うことに。そこで出逢った仲間、イズミや銀河もそれぞれの事情を抱えていて…。話すことは「離す」こと。斉藤さんの言葉がとても印象深く、薫たちがゆっくりと心を開いて自分を話し、離していく様子に3人の成長を感じた。森のフリースクールという与えられるばかりではない環境に身を置くことで、自分を見つめ、考える余地が生まれる。そこに温かく見守るまいまいやまど兄のような大人の存在が大きい。中学生の心の喪失と再生を繊細で爽やかに描いた物語。良書!2024/09/02

りらこ

27
合宿制のフリースクールを舞台に、主人公薫をはじめとした子どもたちの姿は、生き生きとしながら心に持つ悩み、葛藤を抱えている。 その葛藤は決して無くならないものだ。 だが、このスクールでの毎日を通して自分の居場所や道をひらくことで、葛藤とも向き合う。 葛藤を自分のなかに持ちながら、活かしていく姿は、あまりにも立派だ。 環境と周囲の人たちによる変化は、自分自身もその変化の一つの役割を担っていること。 ここで築いた信頼は揺るがない、それを言葉にした「スタンドバイユー」はきっとずっと心を支えてくれることだろう。2024/05/08

まる子

26
氷川薫14歳、中2。ある事がきっかけとなり、学校に行けなくなった。それはイジメられたからではなく、自分の心の問題。そして東京にある寮付きフリースクールに行く事になった。そこで出会った大人、先生、様々な理由で生活する子どもたち。不登校はイジメだけが原因ではなく、この年齢だからこそ自分との葛藤や悩みを持っているのだと知った。「話すことは離すこと」だと教えてくれた。自分を閉じ込めていた事実と向き合い大人に近づく。ここで出会わなければ変われなかった、気づかなかった自分が明日に向かって一歩一歩進んでゆく物語。2024/06/03

雪丸 風人

18
主人公はトラウマを抱えた中学生。重い過去に縛られていた彼が、せせらぎの響く森の学校で、心に枷を負った仲間とともに絆を深め合います。自己否定の極みにいた少年や、取り付く島もなかった少女の心がほぐれていくストーリーの鮮やかなこと!「迷える子ども達に居場所を」という著者の祈りが丹精に込められたこの作品は、間違いなく子どもたちの共感を呼びそうですよ。親世代としても学びの多い一冊でした。少年や少女は、いかにして未来に連なる気づきを得ていくのか?ぜひこの本に触れて確かめてください。(対象年齢は12歳半以上かな?)2024/06/12

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