ポプラ文庫<br> 死にたがりの君に贈る物語

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ポプラ文庫
死にたがりの君に贈る物語

  • 綾崎 隼【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 379p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591181355
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ベストオブけんご大賞受賞作! 大人気作待望の文庫化。

あなたがいるから、私は小説を書こうと思います。
――著者が、自身に、読者に問い掛ける衝撃の問題作!


全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリ。だが、人気シリーズ完結を目前に訃報が発表された。同時に作品「は厳しい批判にさらされ、さらにはミマサカに心酔していた17歳の少女・純恋が後追い自殺をしてしまう。純恋の自殺は未遂に終わるものの、彼女は「完結編が読めないなら生きていても意味がない」と語った。
やがて、とある山中の廃校に純恋を含む七人の男女が集まった。いずれも作品のファンで、小説をなぞり廃校で生活することで、未完となった物語の結末を探ろうとしたのだ。だが、そこで絶対にありえない事件が起きて――。
著者自身の根源的な問いを内包する、痛切な青春ミステリ。
NHK FMにてラジオドラマ化!

■著者プロフィール
綾崎 隼(あやさき・しゅん)
1981年新潟県生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞し、『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。受賞作を含む「花鳥風月」シリーズ、「君と時計」シリーズ(講談社)、『ぼくらに嘘がひとつだけ』(文藝春秋)、『それを世界と言うんだね』(ポプラ社)、『この銀盤を君と跳ぶ』(KADOKAWA)など著作多数。本作は著者にとって40冊目の刊行となった物語の文庫化となる。

内容説明

全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリの訃報が、人気シリーズの完結目前に発表された。同時に作品は批判に晒され、さらに作家に心酔していた高校生・純恋が後追い自殺を図る。未遂に終わったが「完結編が読めないなら生きる意味がない」と語る純恋。やがて山中の廃校に純恋を含む作品のファン、七人の男女が集まった。小説をなぞる生活をし、その結末を探ろうとしたのだが、絶対にありえない事件が起きて―。大人気作待望の文庫化。

著者等紹介

綾崎隼[アヤサキシュン]
1981年新潟県生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞し、『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
人気シリーズ完結を目前に訃報が告げられた全国に熱狂的なファンを持つ謎の小説家・ミマサカリオリ。やがて廃校に集まった七人のファンが、未完となった作品の結末を探ろうとする青春ミステリ。著作が厳しい批判にさらされていたミマサカ。訃報に絶望し自殺を図った少女、そして共同生活するファンたちが直面する絶対に起こるはずのない事件。集まった熱狂的なファンたちがやってきた理由は様々で、垣間見える繊細な著者の心境はとても複雑で、どこまでも著者を信じて微塵も疑わない真摯な想いがもたらした結末には心揺さぶられるものがありました。2024/03/05

オセロ

29
初読み作家さん。 思っていた内容と違いましたが、メッセージ性の強さを感じました。完結を目前に炎上した本の結末を知る目的で始めたロールプレイ。そこで知ることになるファン、編集者、そして作者の葛藤には考えさせられるものがありました。小説に救われたことのある人はもちろん、多くの人に読んでほしい作品であると同時に、読書出来ることへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。2024/03/13

なみ

21
SNSで発表された、人気作家の訃報。 もう、作品が読めないなら……と絶望した純恋は、自殺を図ってしまう。 とある男の呼び掛けで、純恋を含むファンたちが廃校に集まり、作品の世界をなぞっていく。 参加者たちの多くの嘘と、ただ1つだけの純粋な想いに、たしかに心は揺れ動いていき──。 単行本で一度読んでいたのですが、それでも涙がこぼれてきました。 結末を知っていたからこそ、序盤のある登場人物の言動の奥にあるものが見えてきて、作品をより堪能することができたと思います。2024/04/20

ツバサ

11
小説に救われたことがある人に読んでもらいたい作品。表現は誰かを傷つける可能性もあるけど、助けることもある。好きな作品、好きな作家を支えるのはファンの存在が大きいのかもね。2024/03/10

紅子

8
タイトルからは想像できない優しいミステリ。サクサク読める。軽く読むのにちょうどいいかなぁ。2024/03/11

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