太陽を掘り起こせ

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太陽を掘り起こせ

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  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591181294
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ある日、世界から太陽が消えた。芳枝は一人息子の健太郎を失い、暗い家に閉じこもっていた。だが、その扉を叩く見知らぬ男の子があらわれる。その子は太陽を探しに行くのだという――。「あなたは、だれなの?」闇の中で子どもが大人を導いていく。物語の本源に迫る重層的な語りの構造が、闇の底に驚くべき結末を準備する。代表作『あん』が23言語で翻訳され、世界のリテラシーエージェントが注目するドリアン助川の希望の書。

内容説明

もう、何をする気にもなれない―芳枝はひとり、暗い家に閉じこもっていた。だが、その扉を叩く見知らぬ男の子があらわれる。その子は太陽を探しに行くのだという―。「あなたは、だれなの?」太陽が消えた闇の世界で、子どもが大人を導いていく。代表作『あん』が23言語に翻訳され、世界のリテラシーエージェントが注目するドリアン助川の希望の書。

著者等紹介

ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
1962年、東京生まれ。詩人、作家、歌手。明治学院大学国際学部教授。早稲田大学第一文学部哲学科を卒業後、1990年にバンド「叫ぶ詩人の会」を結成。解散後、執筆活動を開始。2013年出版の小説『あん』(ポプラ社)は映画化に加え、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、ルーマニア、レバノン、ロシア、中国、台湾など海外23言語で翻訳出版、フランスの「DOMITYS文学賞」「読者による文庫本大賞」など四冠に輝く。『線量計と奥の細道』(集英社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まいぽん

23
かなり読みにくい。太陽が消えた世界を描いた暗く不思議な物語と、男女のメールのやりとりとが交互に繰り返される。双方とも明日をも知れぬ病に冒されている70歳の2人(男は末期癌、女はコロナと思われる)が、かつての約束を果たすため物語を紡ぐ。メールで交わされる思い出は物語とシンクロする。とても難しかったが、私たちが気づかぬうちに向かおうとしている方向への警鐘と強い強い反戦の思い、未来を生きていく子どもたちの世界に明るい太陽があるようにという切なる願いを受け取った気がする。 2024/05/15

ひさか

22
2024年3月ポプラ社刊。書き下ろし。太陽が消えた世界で70歳の芳枝の冒険が始まる。表紙にもなっている子供、豹、カピバラも出てくるファンタジー。ファンタジーというより脳内世界というか良くわからない、楽しいところが少ない世界でありました。2024/04/30

信兵衛

18
かなり比喩的なストーリーという印象です。 芳枝が出会う問題ごとは、そのまま現代の闇とも思えますし、多くの子供たちが太陽を目指して進んでいくという内容は、子どもたちへ希望を託しているように感じられます。 では、大人は何をしたらいいのか? 2024/04/13

ちどり

8
70代のふたりが綴る太陽のない世界は 暗闇で感染症や戦争、亡くなった子供や父母が登場してきて なんだか私たち人間への反省点を挙げられているような気がしてくる。 既に亡くなった人たちに会えるのは救いでしかない。 そして暗闇の世界なのに子どもたちがたくさん登場してくると希望が湧いてくるのはなぜだろう。 読んでいる時より頁から離れてしまった読後のほうが 波のように奥からなにかが押し寄せてくる。 やっぱりなんだか救われた気持ちになるのだった。 2024/04/30

kun_maa(หมา)

3
ドリアン助川の名前が懐かしくて手に取った。創作と現実が交錯する不思議な世界観。この世界の希望とはいったい何なのだろう…と思いながら読んだけどあまりぼくには刺さらなかった。2024/05/31

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