出版社内容情報
ガのくらしを季節ごとに追う大判写真絵本。ガは夜に活動しているようすが見られることの多い昆虫ですが、本書では昼間によく活動しているガとしてオオスカシバを取り上げました。オオスカシバはハチドリのようにホバリングしながら花の蜜を吸うのが特徴のガ。はねが透明なことからも、ガとしてはかなり特殊な種類ですが、昼間に見ることができて親しみやすい種でもあります。そのほかのガも紹介しています。巻末解説つき。
内容説明
生きものにくわしくなれる!ミニずかん(巻末資料)がついています!
著者等紹介
森上信夫[モリウエノブオ]
1962年埼玉県生まれ。昆虫写真家。昆虫がアイドルだった昆虫少年がカメラを手にし、そのアイドルの“追っかけファン”に転じ、現在に至る。1996年、「伊達者(だてもの)競演(きょうえん)―昆虫のおなか」で、第13回アニマ賞を受賞。埼玉昆虫談話会、神奈川昆虫談話会会員。立教大学卒
池田菜津美[イケダナツミ]
1984年埼玉県生まれ。生き物好きのフリーエディター。動植物の図鑑や、児童書の編集に多くたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アンパンコ
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しゃしん絵本シリーズ⑮ガ。オオスカバシというガやガの仲間についての写真がたくさん。ガは、ネズミ色で鱗粉がついていて、夜の自動販売機に集まって飛ぶ地味な印象でした。花いっぱいの公園で鼻の蜜を吸うガは、緑色の身体に短く透明(トンボのような)な羽。黄・赤・緑・黒。お尻はふわふわのポンポンがついた様。ガの印象が180度変わりました。こんなに色彩豊かなガがいるなんて。他にも夜の街にピンク色。白い羽にくろっぽいもようのオオゴマダラエダチュウ。 くちなしの木に卵を産みつけ、幼虫は、葉っぱをもりもり食べる。2024/11/09
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