出版社内容情報
「おりがみ」「あやとり」などの手あそびは、子どもの脳の発達に、とてもよい影響をあたえるあそびです。
親子でいっしょにおりがみあそびをすることは、親子の愛情を育てる時間となり、その時間が子どもの脳の発達の重要なベースとなってゆくのです。子どもの脳の発達と手あそびについては、『小児科医が教える子どもの脳の成長段階で「そのとき、いちばん大切なこと」』の著者で、子どもの脳の発達について研究を続けている、小児科医の奥山力医師(奥山子どもクリニック)が監修・解説しています。
この本では、折り方を省略することなく最初にまっさらなおりがみを折るところから、折り方を説明していますので、つくりたい作品のページだけを見て手順通りに折れば作品を折ることができます。
数回折っただけでできる簡単なおりがみから、手裏剣や箱、風船などの使ってあそべるおりがみ、ちょいムズおりがみまでが勢ぞろい! まずは子どもが「できる」という成功体験を経て、少しずつ複雑な作品にチャレンジすることができます。また、 ハサミを使わずにできる作品だけを集めているので、おりがみさえあれば、作品づくりをすることが可能です。
おりがみ作品は、江戸時代から続く千代紙・染紙の老舗を母体とし、おりがみの歴史を伝えてきた「おりがみ会館」会長の小林一夫氏によるもの。伝統おりがみから創作おりがみまで日本のおりがみの第一人者による、楽しい作品の数々が親子で楽しめます。
内容説明
親子の時間におすすめ!数回折るだけの、かんたんおりがみから、大人といっしょにチャレンジしたいおりがみまで、お子さんの成長にあわせて楽しみたいおりがみが満載!お手本のように折れなくても大丈夫。親子でいっしょに楽しむことが、脳をすくすく育てます。
目次
1 かんたんおりがみ(ばった;さかな ほか)
2 ステップアップおりがみ(つる;かえる ほか)
3 つかえるおりがみ(ヘルメット;さんかくぼうし ほか)
4 うごかしてあそべるおりがみ(かんたんひこうき;くるくるちょうちょ ほか)
5 ちょいムズおりがみ(らっこ;ボート ほか)
著者等紹介
小林一夫[コバヤシカズオ]
1941年東京生まれ。お茶の水おりがみ会館館長。安政5年創業の和紙・染め紙店「ゆしまの小林」4代目。NPO法人国際おりがみ協会理事長。おりがみの展示や教室の開催、講演などを行い、和紙文化の普及と継承に努めている。おりがみを通じ、日本文化の紹介や国際交流も行う
奥山力[オクヤマチカラ]
1962年生まれ。秋田大学医学部卒業。東北大学医学部小児科学教室入局。国立病院機構仙台医療センター小児科勤務。現在、埼玉県白岡市にて奥山こどもクリニック開業。埼玉県立総合教育センター・教育相談スーパーバイザー、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本小児精神神経学会認定医、日本小児心身医学会認定医ほか。小児医療の視点をはじめ、教育や運動や遊びなど様々な視点も盛り込みながら、子どもの心や体に関わる多岐にわたるジャンルを子どもと共に楽しむことに重きを置き、専門家や地域の人々と共に子育ての立体的なサポートシステムの構築に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 燃える瞳の奥に 二見文庫