ブック・フレンド<br> 図書館のぬいぐるみかします〈1〉わたしのいるところ

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ブック・フレンド
図書館のぬいぐるみかします〈1〉わたしのいるところ

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  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591180372
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

図書館司書のアンの人形だったアイビーは、「ブック・フレンド」になった。本のように借りることができる図書館のぬいぐるみのことだ。しかし、アイビーは借りられたいとは思っていなかった。アンのお気に入りに戻りたいと思っていた。そんなとき、義理の家族と一緒に図書館を訪れていた女の子に出会って……。
子どもの揺れる気持ちや、悩みを乗り越える勇気を描くと同時に、ぬいぐるみたちも自分の居場所や価値を見つける物語。

絵本のつぎに読みたい本。
〇ひとり読みの練習にも。
〇読み聞かせにも。
〇子どもの想像力を育む。
〇自己肯定感を高める。

内容説明

にんぎょうのアイビーは、本のようにかりることのできる図書館のぬいぐるみ“ブック・フレンド”になりましたがだれにもかりられたくないと思っていました。そんなとき、ひとりの女の子にであいます。ひとり読みの練習に。自戸肯定感を高める。読み聞かせにも。子どもの想像力を育む。ニューベリー賞オナー受賞作家シンシア・ロードが贈る、女の子と図書館の人形がそれぞれの居場所を見つける物語。

著者等紹介

ロード,シンシア[ロード,シンシア]
米国ニューハンプシャー州出身、メイン州在住。夫と娘、自閉症の息子とともに暮らす。教職、書籍販売を経て、作家となる。デビュー作『ルール!』(主婦の友社)でニューベリー賞オナー他多くの賞を受賞

グラエギン,ステファニー[グラエギン,ステファニー]
米国イリノイ州出身、ニューヨーク州在住。子ども時代は絵を描くことと、動物たちを集めることに熱中。メリーランド美術大学卒業後、プラット美術学校で版画制作を学ぶ

田中奈津子[タナカナツコ]
翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。主な訳書に『はるかなるアフガニスタン』(講談社、第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

62
良かったです。優しく繊細なお話。人形のアイビーは、以前は持ち主に愛されていたのに、今は箱にしまわれ忘れられたまま。図書館で本と一緒に貸し出される「ブック・フレンド」になることに。そんなアイビーを最初に借りたのは、離婚した両親の間で愛情に飢えていた少女ファーンだった……。孤独だったアイビーとファーン、ふたりの出会いによって、お互いに新しい世界が開け、少しずつ前に進み出す展開は爽やかです。ほのぼのとしたイラストもいい。2024/01/28

Roko

37
ぬいぐるみのアイビーは図書館へ連れてこられました。ここで「ブックフレンド」になってねと言われたのです。本と一緒に子どもたちの家へ行って一緒に遊ぶのがブックフレンドのお仕事のようなんですけど、どんな子に連れていかれるのか?どんな家へ行くのか、アイビーはとっても不安でした。 本と同じように子どもたちに貸し出されるぬいぐるみたち、それぞれにいろんな経験があって、話を聞いているうちにアイビーは自分のことをいろいろと思い出したんです。#図書館のぬいぐるみかします #NetGalleyJP2024/01/09

遠い日

10
図書館の「ブック・フレンド」。人形を子どもたちに一定期間貸し出すシステム。その人形のアイビーは以前のように司書のアンの元で暮らしたいという希望を持っている。だから貸し出されたくなかった。 両親が離婚し、父親の元に2週間だけやってくるファーンのもやもや。義妹弟たちと過ごす肩身の狭さ。そんなファーンが借りることになったアイビー。 ファーンとアイビーの孤独が切ない。嫌々でもことばを交わすことで心がほどけることを知ったファーンとアイビーの変化が見もの。それぞれが自覚したこれからのことに、明るい兆しが見えている。2024/01/11

もちこ

9
図書館にいる「ブック・フレンド」という貸出可能なお人形たち。アイビーは、そのお人形たちの仲間入りをしたお人形。 図書館で、お人形の貸出なんて、素敵な取り組みだと思う。子どもたちに、図書館に来てもらうアプローチになるし、お人形と一緒に本を読むことで、特別な思い出の本になると思うから。 一度は忘れられてしまったアイビーが、また思い出してくれることの喜びを感じているのが伝わってきて、じーんとした。 おもちゃを大事にするように、というメッセージが込められていて、読み聞かせにも良さそう。2023/12/24

イカまりこ

8
ぬいぐるみの時間と人の時間の進みは違うんだなって、なんとなく思った。一度は片付けた、子供時代一緒に遊んだ人形を図書館の借りられるぬいぐるみとして再利用する。ぬいぐるみ視点なので人形のアビーがどんな風に考えていたかが分かる。最初は忘れられて悲しいだけだったのが、図書館で出会う子供たちとふれあって新しい居場所を得ていく。ぬいぐるみの貸し出しがある図書館もあるのかな?トイレの話とか見ちゃうと、ちょっと借りるのは躊躇しちゃうw2024/02/15

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