出獄記

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出獄記

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  • サイズ 46判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591179918
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

刑務所で起きていることを、ほとんどの日本人は知らない――。
新潮ドキュメント賞受賞『獄窓記』の著者が20余年にわたり見つめ続けた日本の刑務所。社会の映し鏡である刑務所は時代と共に変化していく。死刑囚を収容する東京拘置所と名古屋拘置所、受刑者の3人に1人が無期囚という熊本刑務所、障害者や高齢受刑者が増え続ける和歌山刑務所、60カ国以上の外国人受刑者がいる府中刑務所、未成年者が服役する川越少年刑務所……。受刑者、刑務官、福祉関係者など様々な視点をつないで描く刑務所の物語。

【目次より】
第一話 守り続けた命を奪う者
東京拘置所と名古屋拘置所の死刑囚収容フロア 白衣の刑務官 奈落の底で彼の死を待つ 家族 死刑に関わりし者のその後
第二話 社会復帰は夢のまた夢
熊本刑務所では三人に一人が無期刑 縫製工場の模範囚 身分帳に書かれた履歴 半世紀ぶりの社会 更生保護施設での日々
第三話 福祉よりも男のもとへ
和歌山刑務所と和歌山定着 知的障害者だった彼女 笠松刑務所の妊婦たち 携帯乳児 再会 福祉施設へ 母親への誓い
第四話 アフリカの海賊とヤギ
府中刑務所の外国人受刑者 危険区域「レッドゾーン」 タンカー襲撃事件 プログラム開始 ヤギはその時 国際標準
第五話 性犯罪者と向き合って
松山刑務所における受講体験 性犯罪再犯防止指導 逮捕された刃物男 福岡刑務所から出所した「危険人物」 なぜ支援をするのか
第六話 出獄せし者の隣人たち
川越少年刑務所の未成年服役囚 排斥運動の果てに ある模倣犯 バスジャック事件とメディアスクラム 逮捕後 普通の暮らし

【著者】山本譲司(やまもと・じょうじ)
1962年生まれ。早大卒。元衆院議員。2000年に秘書給与詐取事件を起こし、一審での実刑判決を受け服役。獄中体験を描いた『獄窓記』が新潮ドキュメント賞を受賞。障害者福祉施設で働くかたわら、『続 獄窓記』『累犯障害者』『刑務所しか居場所がない人たち』などを著し、罪に問われた障害者の問題を社会に提起。現在も、高齢受刑者や障害のある受刑者の社会復帰支援に取り組む。小説作品として『覚醒』(上下巻)『螺旋階段』『エンディングノート』がある。

内容説明

受刑者たちは、どこへ帰るのか?知られざる刑務所の物語。新潮ドキュメント賞受賞『獄窓記』の著者が二十余年にわたり見つめ続けた日本の刑務所。死刑囚、刑務官、外国人受刑者、家族、福祉関係者など様々な人間の視点をつないで描き出す日本社会の奥の院。

目次

プロローグ
第一話 守り続けた命を奪う者
第二話 社会復帰は夢のまた夢
第三話 福祉よりも男のもとへ
第四話 アフリカの海賊とヤギ
第五話 性犯罪者と向き合って
第六話 出獄せし者の隣人たち
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

toshi

8
著者の体験記と短編小説が混在している本。 体験記の方は一人称で書かれているので簡単に区別できるので分かっていれば混乱することはないけれど、体験記からいきなり短編小説になった時は一瞬迷子になった。 刑務所やその周辺での問題を提起する内容だけど、盛沢山すぎて纏まりが無い印象を受けた。2025/04/14

まゆまゆ

7
20年前に逮捕されて刑務所で過ごした経験を活かして活動する筆者による、これまでの体験を小説風にまとめた内容。刑務所が福祉の受け皿になっていると知ってから、その後も関係者の努力で手が差し伸べられるようになってきたところだが、まだまだ世間の理解も追いついていないんだなと感じる。2025/04/25

フロッグ

6
刑務所を出たあとの大変さはよく聞く。受刑者と接する刑務官は大変な仕事だと思う。2025/04/26

いち

1
元衆議院議員の秘書給与詐欺事件で投獄された話し。皆やってる事だって。罪を憎み、人を憎まずみたいに綴っているけど、本音はどうなんだろ。2025/05/14

にょっち

0
受刑者のリアルを垣間見ることができる本。 刑務所での仕事の壮絶さ。 前科持ちの出戻り率の高さ。 障害を持つ人の多さ。 未知の世界すぎてスルスル読めた。 支援してる人たちに心から敬意を評したい。 「どんな人も何かのきっかけがあれば変われる」 「居場所さえあれば再犯率はグッと下がる」 著者や、刑務官が尽力しているのは分かったが犯罪者は恐ろしいという認識は変わらない以上共生共存は難しいよな〜。 前科あるなし関係なく人を差別的に見ることはしないようにしようとは思った。2025/06/01

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