夜明けのはざま

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  • サイズ 46判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591179802
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞!
3年連続、本屋大賞ノミネート!!

自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。


地方都市の寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。仕事のやりがいと結婚の間で揺れ動く中、親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再会した葬儀社の新人社員、夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った主婦……。

死を見つめることで、自分らしく生きることの葛藤と決意を力強く描き出す、『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ、新たな代表作!

内容説明

地方都市の寂れた町にある葬儀社「芥子実庵」。仕事のやりがいと結婚の間で揺れる中、親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再会した葬儀社の新人社員、夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った主婦…。死を見つめることで、自分らしく生きることへの葛藤と決意を力強く描きだす、本屋大賞受賞作家、新たな代表作!

著者等紹介

町田そのこ[マチダソノコ]
1980年生まれ。2016年「カメルーンの青い魚」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。2017年、同作を含むデビュー作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を刊行。2021年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

585
町田 そのこ、5作目です。本書は、家族葬専門葬儀社芥子実庵連作短編集でした。オススメは三章「芥子の実」です。続編もありそうなエンディングでした。私は昨年母を亡くし、葬儀を家族葬で執り行なったので、リアルな感じがしました。昨年読んでいたら2023年BEST20候補、今年も本屋大賞にノミネートされそうです。 https://www.poplar.co.jp/pr/yoakenohazama/2024/01/12

さてさて

568
『大事な者を喪ったことのないひとなど、いない。死は誰しもに訪れ、誰しもがそれを迎え入れなければいけない』。この世に生きる中で避けて通ることのできない『死』を日常として取り扱う『葬儀社』の舞台裏を描くこの作品。そこには『葬儀社』を舞台にした人の心の機微を丁寧に紡ぎあげる物語が描かれていました。『葬儀社』の”お仕事小説”であるこの作品。そんな物語に、主人公たちのそれぞれの熱い胸の内を見るこの作品。『どれだけ幸福そうに見えても、みんな、それぞれが何かを背負って生きてる』という言葉の重みに深く感じ入る作品でした。2024/07/31

青乃108号

533
家族葬専門の葬儀社が舞台。仕事に誇りを持って働く佐久間真奈を主役に、「死」に関わる仕事だと偏見を捨てきれない周囲の人々との軋轢と彼女の成長を描く物語。五章構成になっているが、三章目はほとんど寝落ちしながら読んだもので全く記憶にない。というか全体的に要らない要素が多くとっ散らかった印象。あれもこれもと欲張り過ぎて結局何が言いたいんですか、話長いんでもう少し整理してもらえませんか、と愚痴のひとつも言いたくなる。削るべきは削って、特に三章目は要らないだろう、構成を練り直せばもっと良くなるだろうに惜しい作品。2024/07/14

hirokun

439
★4 家族葬専門の葬儀社を舞台にして、死に直面した登場人物たちを通し、生き方について考えさせてくれる作品。私にはこんな風にこの作品を受けとった。町田そのこさんの作品は私にとっては2冊目。この作家さんも読書メーターに参加していなければおそらく縁のなかった作家さん。文中にあった、『一緒に生きていくために大切なのは、相手のしあわせを考える時間』の言葉は、私の心に深く突き刺さった。自分の幸せを中心に組み立ててきた今までの人生に対し、残された時間は、相手のしあわせを考える気持ちを少しでも持ちたい。2023/12/06

bunmei

432
人生の岐路に立ち「何を選び、何を失うのか」そん葛藤の中で身悶えする人々の心の叫びから、光を灯す町田作品。地方都市にある葬儀社『芥子実庵』を舞台に、そこで見送る様々な死と隣合わせとなった人々にとっての、幸せや生きがいとは何かを問いかけてくる。女性の社会進出が取りざたされる昨今。しかし、男性優位の社会に、煮え湯を飲まされている女性は多い。本作では、仕事のやりがいと結婚の狭間で揺れる女性心理を巧みに著すことを中心に描いているが、自分も含めた世の男性こそが、今一度振り返り、学ぶべき事が多く綴られていると感じた。 2024/02/18

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