出版社内容情報
「俺の后になってくれ」
『わたしの幸せな結婚』の著者が贈る、中華ファンタジー浪漫譚!
繋がる絆と深まる謎……超待望の第4弾。
お互いの思いを知り、まじない師・珠華を后にすると決めた皇帝・劉白焔。
しかし権力を持つ貴族の四王家に「庶民を皇后にはできない」と反対される。
一方で珠華は宮廷巫女の試用期間を終えようとしていた。宮廷書庫に入ることを許された珠華は、いよいよ始皇帝の霊・天淵の記憶を取り戻すための手段を考え始める
ある日、見習いの最終試験として、珠華は大役を任された。それは白焔の母であり皇太后陛下である翠琳の護衛だった――!
指環伝説の謎、貴族たちの陰謀、妃嬪たちの愛憎、すべてが絡みあい、物語は加速していく……!
内容説明
お互いの思いを知り、まじない師・珠華を后にすると決めた皇帝・白〓。しかし権力を持つ貴族の四王家に「庶民を皇后にはできない」と反対される。一方で、珠華は宮廷巫女の試用期間を終えようとしていた。最終試験として、白〓の母であり皇太后陛下である翠琳の護衛を任されて―?指環伝説の謎、貴族たちの陰謀、妃嬪たちの愛憎、すべてが絡みあい、物語は加速していく。中華ファンタジー・ラブロマン、超待望の第4弾!
著者等紹介
顎木あくみ[アギトギアクミ]
長野県在住。『わたしの幸せな結婚』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
お互いの思いを知り、まじない師・珠華を后にすると決めた皇帝・劉白焔。しかし権力を持つ四王家に庶民を皇后にはできないと反対される第四弾。彼女を后として迎え入れるにはなかなか前途多難な現状。一方で宮廷巫女の試用期間も終わりに近づき、始皇帝の霊・天淵の記憶を取り戻すための手段を考え始める中、その最終試験として白焔の母で皇太后・翠琳の護衛を任される珠華。今回襲撃事件の末に黒幕的存在も明らかになりましたけど、千年前の因縁もいろいろ絡んで来そうな状況で、二人の目指す方向がややズレているのも気になるところではあります。2024/01/04
はなりん
18
前巻から大分間が空いたので、関係や根底に流れている背景を覚えていなくて、時々?ってなった。珠華と皇帝、子軌など、千年前の記憶を持つ者、生まれ変わり?な人達が今後どんな事に巻き込まれていくのか。敵?らしき人も登場して、どこに行き着くのか、続きは忘れない間隔でお願いしたい。2024/03/24
starly
7
中華ファンタジー・ラブロマン第4弾。 珠華と白焔の想いは繋がったもののお互いの想いの温度差あり。珠華が白焔にまっすぐな想いを告げるシーンはピュアで可愛い。白焔親子の和解、前世から受け継がれているもの、陰謀、愛憎とそれぞれの事情が絡み合い更に複雑化しそうです。2024/11/02
あずとも
6
宮廷巫女の試用期間を終えようとしていた珠華は見習いの最終試験として白焔の母、皇太后陛下である翠琳の護衛という大役を任される事に。そして毒が持ち込まれたり、襲撃される事件が起こる。七宝将関係者らしき登場人物も増え、加えて色々な人の思惑が絡んでより複雑に。今後どうなっていくのか?二人の関係は?2023/11/08
イカまりこ
5
千年前の縁を受け継いでる人が増えていく~。お互い好きなのに身分差を考えて白焰の求婚を受けない珠華は自分の選択が間違ってないと思ってるみたい。千年前から国は続いているからねぇ。でもさ、人の心はどうなんだろう。今回、ラストにいろいろ動き出して、驚きの声あげながら読みきった。だけど謎は謎いんだよ。千年前と違うことして、もっとよくなればそれでいいんじゃないかなぁ。誰かの犠牲の上の平和じゃなく、みんなが幸せに近づける道。白焰の母とか、外堀は固められてきてるからもう少し待つか。早く続き出ないと忘れちゃうよー。2024/04/27