出版社内容情報
気候変動、パンデミック、紛争…
コーヒーを取り巻く環境悪化を乗り越えて
SDGsを実現するために、
いま、私たちができることは何か。
あたなの知らない、
コーヒーとSDGsの世界を知るために
コーヒー、経済、開発援助の専門家3名が
コーヒーで未来を変える旅にいざないます。
コーヒーには、
SDGsのアイデアがあふれている!
SDGsは、環境、経済、社会に関わる
17の目標を掲げていますが、
それらの目標は、コーヒー業界が
SDGs以前から取り組んできた課題の
縮図でもあります。
大学教授、国際NGOの元職員、コーヒーハンターという
3人の著者がコーヒーを通して
SDGsを紐解き、解説していくことで、
誰もがコーヒーを通じてSDGsに
貢献できることに気付く。
コーヒーを通してSDGsの理解を深められる
これまでにない一冊。
序 章 SDGsと持続可能な開発
1 「コーヒー危機」と貧困
2 コーヒー生産で飢餓から脱する
3 コーヒーがもたらす健康と福祉
4 コーヒーがもたらす教育
5 コーヒー生産とジェンダー平等
6 コーヒー農園と安全な水
7 コーヒーとクリーンエネルギー
8 コーヒーが生み出す働きがい
9 コーヒーの技術革新
10 不平等をコーヒーで解決する
11 コーヒーとまちづくり
12 コーヒーをつくる人の責任と飲む人の責任
13 コーヒーの気候変動対策
14 コーヒーで守る海の豊かさ
15 コーヒーで守る陸の豊かさ
16 コーヒーで平和と公正を
17 コーヒーのパートナーシップ
内容説明
私たちが、安全で美味しいコーヒーを飲み続けられるために。コーヒー農家が、安心して品質の高いコーヒーを生産するために。
目次
SDGsと持続可能な開発
貧困をなくそう―あらゆる形の貧困を終わらせる
飢餓をゼロに―飢餓を撲滅し、食料の安全保障と栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
すべての人に健康と福祉を―すべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
質の高い教育をみんなに―すべての人に包摂的で公平な質の高い教育を保障し、生涯学習を受ける機会を与える
ジェンダー平等を実現しよう―ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児をエンパワーする
安全な水とトイレを世界中に―すべての人がきれいな水と衛生施設を利用できるようにする
エネルギーをみんなにそしてクリーンに―すべての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
働きがいも経済成長も―包摂的で持続可能な経済成長を促進し、すべての人のために生産的な雇用と働きがいのある人間らしい仕事を提供する
産業と技術革新の基盤をつくろう―強靱なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化と技術革新を推進する〔ほか〕
著者等紹介
Jos´e.川島良彰[ホセカワシマヨシアキ]
株式会社ミカフェート代表取締役社長。日本サステイナブルコーヒー協会理事長。高校卒業後、エルサルバドル共和国国立コーヒー研究所に留学。大手コーヒー会社に就職。ジャマイカ、ハワイ、スマトラで農園開発に携わり、マダガスカルやレユニオン島では絶滅種の発見や種の保全を実現し、コーヒー産業を復活させた。2007年に退職後、日本サステイナブルコーヒー協会を設立し、2008年に株式会社ミカフェート設立
池本幸生[イケモトユキオ]
東京大学名誉教授。日本サステイナブルコーヒー協会理事。1980年、京都大学経済学部卒業後、特殊法人アジア経済研究所に勤務。1987年から1989年にかけてタイのチュラロンコン大学社会科学研究所に赴任。1990年から京都大学東南アジア研究センター助教授、1998年に東京大学東洋文化研究所に異動。2010年から2016年にかけてASNET(日本・アジアに関する教育研究ネットワーク)副ネットワーク長を務める。2022年に定年退職
山下加夏[ヤマシタカナ]
日本サステイナブルコーヒー協会理事。慶應義塾大学卒業、ケンブリッジ大学修士(サステイナビリティ・リーダーシップ)。外資系企業勤務後、2001年より国際NGOコンサベーション・インターナショナルに勤務。国連気候変動枠組条約の交渉へのインプットや、途上国の持続可能な開発を目指すプロジェクト支援に取り組む。2015年より、株式会社ミカフェートのアドバイザー。コーヒー生産農家のサステイナビリティに関する調査や連携を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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