出版社内容情報
心臓の病気が発覚し、会社を退職することを決めた生内花菜は、最終出社日に同僚から都市伝説のように広まっている余命銀行についての話を聞く。最近は親友とも心の距離が離れていると感じ、落ち込んでいた矢先、鈴本朋子というどこか不思議な女性と出会う。彼女に連れていかれたのはカウンターのある小さなオフィス――余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とともにそこで働くことになった花菜は、命を預けにくる人々に寄り添うことになって――。「僕の命を、君にあげる」究極の選択に向き合う人々の深い愛情に満ちた決断に、悲しくも温かい涙が頬を伝う、いぬじゅん渾身の最新作!
■著者プロフィール
いぬじゅん
奈良県出身、静岡県在住。2014年、「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ出版共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー。「奈良まちはじまり朝ごはん」シリーズ(スターツ出版)や「この恋が、かなうなら」(集英社)ほかヒット作を多数手がける。「この冬、いなくなる君へ」をはじめ4作の「冬」シリーズ(いずれもポプラ社)は累計25万部を突破した。
内容説明
心臓病が発覚し、退職を決めた生内花菜は、最終日に同僚から都市伝説のような余命銀行の話を聞く。親友とも心の距離を感じて落ち込んだ矢先、不思議な女性、鈴本朋子と出会う。彼女が案内したのは小さなオフィス―余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とそこで働くことにした花菜は、命を預けにくる人々に寄り添っていく。幾つもの決断に、悲しくも温かい涙が流れる感動作。
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。2014年、「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ出版共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Kurara
𝕂𝕠𝕟𝕠𝕙𝕒🍂@ただいま!夏休み限定浮上します
桜📕のベルズ
gadagiji
おやぶん