ポプラ文庫ピュアフル<br> 君の余命が消えぬまに

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ポプラ文庫ピュアフル
君の余命が消えぬまに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591176986
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

心臓の病気が発覚し、会社を退職することを決めた生内花菜は、最終出社日に同僚から都市伝説のように広まっている余命銀行についての話を聞く。最近は親友とも心の距離が離れていると感じ、落ち込んでいた矢先、鈴本朋子というどこか不思議な女性と出会う。彼女に連れていかれたのはカウンターのある小さなオフィス――余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とともにそこで働くことになった花菜は、命を預けにくる人々に寄り添うことになって――。「僕の命を、君にあげる」究極の選択に向き合う人々の深い愛情に満ちた決断に、悲しくも温かい涙が頬を伝う、いぬじゅん渾身の最新作!

■著者プロフィール
いぬじゅん
奈良県出身、静岡県在住。2014年、「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ出版共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー。「奈良まちはじまり朝ごはん」シリーズ(スターツ出版)や「この恋が、かなうなら」(集英社)ほかヒット作を多数手がける。「この冬、いなくなる君へ」をはじめ4作の「冬」シリーズ(いずれもポプラ社)は累計25万部を突破した。

内容説明

心臓病が発覚し、退職を決めた生内花菜は、最終日に同僚から都市伝説のような余命銀行の話を聞く。親友とも心の距離を感じて落ち込んだ矢先、不思議な女性、鈴本朋子と出会う。彼女が案内したのは小さなオフィス―余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とそこで働くことにした花菜は、命を預けにくる人々に寄り添っていく。幾つもの決断に、悲しくも温かい涙が流れる感動作。

著者等紹介

いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。2014年、「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ出版共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kurara

52
★3.5 初読作家さん。難病に侵された花菜が鈴木朋子に声をかけられ余命銀行で働くことに。余命をあげたい人、貰える人いろんな思惑があるし事情があるのだな。余命って先が見えないものをあげることの大切さを感じられた。2023/08/13

𝕂𝕠𝕟𝕠𝕙𝕒🍂@ただいま!夏休み限定浮上します

20
余命銀行に余命を預けようとする人たちの感情がものすごく切なかった2023/07/22

桜📕のベルズ

8
余命銀行。余命は人から貰いたくないし、あげられない。でも、それぞれの想いを尊重したい。2023/09/03

gadagiji

5
余命を扱う銀行、余命銀行のお話。 余命を預けるには色々な条件があるので、成立の確率が低めかなー。いろんな背景があって飽きずに読了。主人公も良かったね😊2023/12/27

おやぶん

2
余命を預けることができる余命銀行という都市伝説がある。 難病指定の病気の疑いがあり余命宣告を受けた女性があるきっかけでそこで働くこととなる。 いったいどのような理由で余命を預けたいという人たちは来るのか。2023/09/22

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