ポプラ文庫<br> 本のない、絵本屋クッタラ―おいしいスープ、置いてます。

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ポプラ文庫
本のない、絵本屋クッタラ―おいしいスープ、置いてます。

  • 標野 凪【著】
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  • ポプラ社(2023/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591176962
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

札幌にあるインクブルーの三角屋根が目印の、木造二階建て――そこが『本のない、絵本屋クッタラ』だ。看板には『おいしいスープ、置いてます。』と書いてあり、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りするカフェでもある。メニューはスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、仕事に忙殺されていたり、自分の今の立ち位置に迷った客たちが今日もふらりとやってくる。彼らの話に奏は静かに耳を傾けると、「御本が揃いましたらご連絡いたします」と告げる。そうして客はもう一度、店を訪れるのだ。奏のセレクトする絵本は時に意外で、時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっている……。そんな奏がこの店を開いた理由とは――? 季節のスープと登場する絵本に心が躍る、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」の標野凪が贈る、ほっとひと息つける連作短編集。


■著者プロフィール
標野凪(しめの・なぎ)
静岡県浜松市出身。2019年、「終電前のちょいごはん」(ポプラ社)でデビュー。ほか、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」(双葉社)や「伝言猫がカフェにいます」(PHP研究所)などを手掛け、人気を博している。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は都内で小さなお店を切り盛りする現役カフェ店主でもある。

内容説明

札幌にある『本のない、絵本屋クッタラ』はインクブルーの三角屋根が目印の、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りする本屋兼カフェ。メニューは季節のスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、自分の今の立ち位置に迷った客が今日もやってくる。名の通り店に本はないが、奏は客の話に静かに耳を傾けると、後日悩みに寄り添う絵本をそっと差し出す。それは時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっていて…。

著者等紹介

標野凪[シメノナギ]
静岡県浜松市出身。2019年、「終電前のちょいごはん」(ポプラ社)でデビュー。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は都内で小さなお店を切り盛りする現役カフェ店主でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しんごろ

219
札幌が舞台。本屋兼カフェ。タイトルの通り本はない。広田と八木が共同経営して切り盛りするが、八木がとにかく可愛くて、いい奴なんだよね。悩んでる客に、悩みに寄り添う本でなく絵本を後日に差し出してくれる。青山美智子作品を読んでるのかと錯覚に陥りそうになる。登場する絵本は全て実在する絵本。自分が悩みを打ち明けたら、どんな絵本を差し出してくれるのかなと行ってみたいが、スープセットとコーヒーだけではね。お腹が満たされないな。もうちょっと何か別のメニューもあってほしい。食い気の多い自分を自覚した。 2023/03/18

シナモン

140
とても良かったです。舞台は札幌。本のない絵本屋ってどういうことだろう?って思ったら…とっても素敵なお店でした。ゆっくりと穏やかな時間が流れてる。八木くん効果もあるのかな😂。季節のスープがどれも美味しそう。ビーツってなじみがないので食べてみたい。引き出しにピンクや赤のクリップを入れてる先生のエピソードは確かにそういう見方もありだな、と気づかされました。訪れるお客さんの痛みを取ってくれる絵本屋「クッタラ」。こんなお店、行ってみたいなぁ。 物語に登場する絵本のリストがついてるのも嬉しかったです。2023/02/12

machi☺︎︎゛

112
札幌にある本のない絵本屋、クッタラ。ここは共同経営で広田奏と八木が切り盛りする本屋兼カフェ。だけどここには並べられた本はない。ある事件が起きてからは本が一切置かれなくなった。カフェのメニューはこだわりのスープセットとコーヒーのみ。お客の要望に応えて店主たちがピッタリの本を探してくれる。悩みは人によって様々だからそれに見合う本も多種多様。生きていく以上悩みは尽きないけどこんなお店があったら助かる人多いだろうな。2023/06/19

はる

89
優しい物語。絵本屋クッタラのメニューは、スープセットとコーヒーのみ。そして、悩みを抱えるお客さんのために、ふさわしい絵本を紹介します……。最初の章ではすっかり騙されました笑。なかなか新鮮な設定ですね。というか、衛生的にOKなの?作中に自分の知っている絵本が出てくるのが嬉しい。続編もありそうですね。それにしても、こんなにお客が少なくて営業的に大丈夫なんだろうか…。2023/05/06

84
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/02/post-f114a0.html ヤギさんも語り手をつとめる、ちょっと変わった本でした。2023/02/21

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