出版社内容情報
このすしは、生き物なのか、乗り物なのか、食べ物なのか……?
謎のすし達が絵本のなかを「すしーん」と駆け抜ける!
不思議な「すし語」もくせになる、こどもたち爆笑のナンセンス×食べ物絵本です。
作者は『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞、『ねこいる!』でMOE絵本屋さん大賞2022第5位などを受賞した、たなかひかるさん。
シュールな世界が多くの読者のこころを掴んでいます。
本作でも独特の世界観をお楽しみください。
内容説明
受賞率100%の絵本作家(※1位はまだない)たなかひかるの頭が良くならない絵本。すすし、すしすしんすすすしすしん!(訳:これは、無意味をたのしむえほんです!)
著者等紹介
たなかひかる[タナカヒカル]
お笑い芸人、ギャグ漫画家、絵本作家。京都府出身。グレープカンパニー所属。主に「田中光」として活動し、絵本作家としての名義のみ「たなかひかる」となる。絵本に『ぱんつさん』(第25回日本絵本賞受賞)『ねこいる!』(第6回未来屋えほん大賞3位、MOE絵本屋さん大賞2022第5位/以上ポプラ社)などがある。漫画連載の他、広告、テレビ番組とのタイアップなど活動は多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
234
たなかひかる、4作目です。これまた子供達、スピード感があるので、特に男の子に人気が出そうです🍣🦖🍣🦖🍣🦖 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2900484.html2023/02/08
のっち♬
165
すしがでてきてすしーんとはしる。でも、すしたちのまえにおもわぬすしがあらわれて……?寿司ネタが車輪で走ったり、プロペラで飛んだりと、とにかくシュール。ネタをぶん取られると「シャリン」と意気消沈するので食べ物としての自負心はあるらしい。かと思えばネタの大きな穴子に「ネターン」とくっついたりと語感の妙やリズムは芸人出身ならではの柔軟性。ゴジラ仕様の巨大巻き寿司に対して反則的な救世主の登場など、レトロなオマージュ精神のストーリーや作画は勢いと意味不明さが氾濫しているので、大人も子供も一緒に楽しめる絵本だと思う。2024/02/03
馨
152
衝撃の絵本でした。最初から設定も何もなくて変すぎて。最初のすしーんから絵本に『置いて行かれた』と初めて思いました。すし、しゃりは擬音語なんですね。終始、何これ?おかしいって!の連発。ラスボスが出て来てどうなると思ったら想定外もいいとこのオチ。何と言いますか…前衛作品?2023/03/18
bura
90
読み友さんのレビューを見て。この絵本は理屈抜きに楽しい。何せキャラクターたちが寿司である。 しかもすしーんとぶっ飛んで行くのだ。シュールだがとてつもなく勢いがあり、ページをめくる度に爆笑である。彼等の前に立ちふさがる難敵たち、全ては先が分からない。子供も大人も楽しめるスリルとサスペンスを乗せて突っ走る!すしん、すしん、すしーん! 2024/02/18
MI
88
読友さんのレビューが気になり読んだ本。最後シュールこのうえなかった😊そうきましたか!?ねこいると同じ作者。2024/02/10