出版社内容情報
5人の元ヤングケアラーが語る、当事者にしかわからない気持ちの動きや、現在ケアをしている子どもに伝えたいこと。インタビューを通じ、人に頼っていいこと、ヤングケアラーは特別ではないことを伝えます。
【目次】
だれにも話せないと思っていたけど/考えてみよう 家族の世話のことは話しづらい?/わたしがヤングケアラーだったころ/インタビュー1 母と過ごした大切な時間/インタビュー2 出会いが開いた外の世界への扉/インタビュー3 自分の人生を自分らししく生きるために/インタビュー4 聞こえない両親と聞こえる自分/インタビュー5 自分に自信がもてたとき/知っておこう ヤングケアラー支援の広がり/ヤングケアラーに関する相談窓口/さくいん
目次
マンガ だれにも話せないと思っていたけれど
考えてみよう 家族の世話のことは話しづらい
わたしがヤングケアラーだったころ(インタビュー1 母と過ごした大切な時間 高岡里衣さん;インタビュー2 出会いが開いた外の世界への扉 川嵜大介さん;インタビュー3 自分の人生を自分らしく生きるために 持田恭子さん;インタビュー4 聞こえない両親と聞こえる自分 座間賢二さん;インタビュー5 自分に自信が持てた時 佐藤なつみさん)
知っておこう ヤングケアラーへの支援の広がり
巻末 ヤングケアラーに関する相談窓口
著者等紹介
濱島淑恵[ハマシマヨシエ]
大阪歯科大学医療保健学部教授。1993年日本女子大学人間社会福祉学科卒業。1999年同大大学院人間社会研究科博士課程後期満期退学。2017年金沢大学で博士号を取得。専門は、高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。2016年日本で初めて子どもを対象としたヤングケアラーの質問紙調査を実施。2020年に有志とともにヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を立ち上げる。2021年度の神戸市こども・若者ケアラー支援アドバイザー、大阪市ヤングケアラーPTメンバーを務める
黒光さおり[クロミツサオリ]
社会福祉士。公認心理師。元ヤングケアラー。生活保護ケースワーカーを経て、現在は尼崎市の小中学校および兵庫県立青雲高校でスクールソーシャルワーカー、兵庫県立湊川高校キャンパスカウンセラーとして勤務。小中学生・高校生のヤングケアラーを含む児童生徒への支援に従事している。尼崎ティーンズ応援ネットワークを立ち上げ、尼崎市内でヤングケアラー当事者会を主催。ヤングケアラー支援のあり方について、現場や当事者の思いを伝えるため、各地で講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- オリーヴァ・デナーロ