ポプラ新書<br> 沼にはまる人々

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ポプラ新書
沼にはまる人々

  • 沢木 文【著】
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  • ポプラ社(2022/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591175408
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0236

出版社内容情報

沼とは何か?……
ある特定のことにはまったり、
収集がやめられないことを「沼にはまる」と言います。
これまで500人以上を取材してきた著者が、
実際に「沼にはまった人々」を紹介しながら、
さまざまなデータを駆使し、沼の正体を初めて明かす!
「沼」は決して他人ごとではなく、あなたや近しい人の身近な問題!

(目次より)
第1章 あなたの隣にいる「沼」にはまった人々
プロレス沼 ヒョロい見た目でナメらる日々
若手俳優沼 恋愛よりも結婚よりも「推し」がいい
睡眠薬沼 不安を忘れるための一錠が手放せない一錠に
ラーメン沼 健康を失い、生きがいを手に入れた
セックス沼 刺激を得れば得るほど、もっと求めてしまうカラダ

第2章 あなたもはまってしまうかもしれない近場の沼
肉体改造沼 後遺症をも伴う命がけの沼
美容整形沼 ますます認知され続け、裾野を広げ続ける沼
マッチングアプリ沼 一生ものの結婚か、一瞬のときめきか・
SDGs沼 本音と建前が交錯する世界
占い沼 決断することや将来不安からの逃避が向かわせるもの
仕事放棄沼 頑張りたいのにできない自分
コロナ警察沼 緊急事態に「正しい」と信じて疑わなかったこと

第3章 はまるのが難しいだけに、抜け出しにくい沼
ホスト沼 「私が支えなければ」、健気な姫たちが札束で叩き合う
推し沼 金に糸目をつけない「純愛」の沼
その1 地下アイドル
その2 ジャニーズアイドル
その3 宝塚
その4 2・5次元
保護猫沼 人間は助けられないが、猫は助けられる
不倫沼 不倫は男としてのやめられない「腕試し」
買い物沼 自分を輝かせるために、買う
グルメ沼 「いいね」3ケタ超えよりも素の自分で生きられることが嬉しい
インスタグラム沼 インスタの中の私は「なりたい私」

第4章 沼にはまったことで人生を切り拓いた人たち
服沼 「好き」を貫き、自己流を極める
男性探索沼 マッチングアプリを通じてはまったのは、男という不思議な生き物・
不妊治療沼 やめどきがわからない、夫婦の絆が試される沼・

第5章 女と男がはまる沼
簡単にはまる「ママ友沼」
「一緒にいるためには殺すしかない」
金の切れ目が縁の切れ目
ほか

終章
沼には「属性」がある
時間と金を使ったからこその感動
物事を体系化する術を知らない人がはまる沼
ほか

内容説明

誰もがはまる!危うくも至福の世界。マッチングアプリ沼、美容整形沼、SDGs沼、推し沼、コロナ警察沼、若手俳優沼など、身近に潜む25の沼を徹底取材!500人以上を取材してわかった「沼」の正体。

目次

序章 そもそも、沼とは何なのか
第1章 あなたの隣にいる「沼」にはまった人々
第2章 あなたもはまってしまうかもしれない近場の沼
第3章 はまるのが難しいだけに、抜け出しにくい沼
第4章 沼にはまったことで人生を切り拓いた人たち
第5章 女と男がはまる沼
終章 沼を追い求めて見えてきたもの

著者等紹介

沢木文[サワキアヤ]
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。ブランドと外見が至上とされる価値観に疑問を持ち、「幸福、自由、欲、富、快楽のゴールはどこにあるのか」をテーマに取材活動を行う。担当する特集で、お金、恋愛、結婚、出産、教育などを深掘りし続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

34
沼にはまる人たちが「貢ぐ」という行為に走ってしまうのは、寂しいということが根っこのところにあるのでしょうか。家族と一緒に暮らしていても構ってもらえない人、学校や就職で家族から離れてしまった人、いじめにあった人など、孤独な人が増えているから、沼にはまる人も増えているのかもしれません。そして、1つの沼から抜け出せたとしても、「今度は大丈夫」って油断したら、また別の沼にはまるかもしれないのです。自己肯定感が低くて寂しい人が多い今の日本では、沼にはまる人は減らないだろうなぁ。2023/04/10

おいしゃん

33
自分自身趣味が多く、それぞれこだわりも強いので、出てくる「何かにはまりすぎた人々」には何かしら共感してしまった。様々なはまり方が出てきたが、「人や家族に迷惑をかけないこと」「自らの身体や健康に影響しないこと」を守れるかが、重要な境目と強く感じた。2022/11/18

よっち

30
ある特定のことにはまったり収集がやめられない行為「沼にはまる」。500人以上の「沼にはまった人々」を取材してきた著者が、様々なデータを駆使して沼の正体に迫る一冊。プロレス、若手俳優、睡眠薬、ラーメン、肉体改造、美容整形、マッチングアプリ、占い、ホスト、推し、不倫、買い物、グルメ、インスタグラム、服、ママ友など、様々な形で「沼にはまる」人々を紹介しながら、沼にはまるとはどういうことか、上手に付き合う方法などが解説されていましたが、でも周囲に迷惑をかけない、健康や生活に影響しないほどほどが難しいんですよね…。2022/12/18

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

18
何かに過剰にお金や時間やエネルギーを費やしてしまうことを沼というとしましょう。その行動に前向き要素が多ければそれは推しと肯定され、自己破滅的な要素があるなら依存とされる。本書は依存についての言及が多かった。いずれにしても沼エネルギーは自分だけでは到底できないことに邁進させる力があるということで。最後の「沼と上手に付き合う方法」は蛇の足でしたね。2023/03/06

阿部義彦

17
出たばかりのポプラ新書です。著者は他に貧困女子に関する著書があり、女性の欲望や幸福の在り方に一石を投じる取材を主にしている様です。ネットスラングから出てきたらしい「沼にはまる」という言い方、主にオタク方面かと思えば今や、ラーメン、キャバクラ、肉体改造整形等、普通の趣味にも用いられてますがそんな500人以上を取材した著者が案内します。私が思うには、地下アイドル、宝塚などは金が無くなるだけで済むが、コロナ警察沼やSGDs沼、保護猫沼、は大義が有るだけに厄介ですね。一番金がかかり、やり直せないのが教育沼の地獄。2022/11/09

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