出版社内容情報
人見知りが酷く、外出時にマスクを外せないでいる会社員・凪紗のもとに、クリスマスも近い夜、海外でガーデナーをしている元カレから結婚したという葉書が届く。失くした恋に落ち込んでいる矢先、ひょんなことから人と人との縁を結ぶお役目を持つという不思議な男子・ショウを拾う。
わんこ系の人なつっこいイケメンだがどこか不思議な彼は、なぜか凪紗の近況を知っていた。花の香りが好きだという彼とともに、花屋カフェLune(リュンヌ)を訪れるが――。
ショウと過ごすうちに、花たちと再び触れ合い、店主・成宮や悩みを抱えた店員のロミたちとも親しくなり、凪紗の世界は広がっていく。
だが、そんな日々はあることがきっかけで変わり始めて……。花屋さんで繰り広げられる、ほろりと泣ける、心に寄り添ってくれる再生の物語。
●著者プロフィール
白井カナコ(しらい・かなこ)
2005年、白井かなこ名義で講談社F文庫より『真夏の風船』でデビュー。その後も『Starlet』(主婦の友社すこし不思議文庫)、『ほんとはずっと好きだった』(共著、ポプラ社)などオリジナル小説を出版。「OtoBon ソングノベルズ大賞」佳作受賞作『青の障壁』を電子書籍で配信中。漫画「君に届け」シリーズや映画「アオハライド」のノベライズ(集英社みらい文庫)のほか、『小説 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』、『小説 映画ドラえもん のび太と奇跡の島』(小学館ジュニア文庫)といったノベライズも手掛ける。
内容説明
人見知りの会社員・凪紗のもとに、クリスマスも近い夜、元カレから結婚したことを知らせる葉書が届く。落ち込んでいる矢先、ひょんなことから人と人との縁を結ぶお役目を持つという不思議な男子・ショウを拾う。花の香りが好きだという彼と一緒に、花屋カフェLuneを訪れるが―。やがて、彼と過ごす日々があることをきっかけに変わり始めて…。花屋さんで繰り広げられる、ほろりと泣ける、優しい再生の物語。
著者等紹介
白井カナコ[シライカナコ]
2005年、白井かなこ名義で講談社F文庫より『真夏の風船』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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