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出版社内容情報
藤 真知子[フジマチコ]
著・文・その他
内容説明
お金持ちの家に生まれながら、勉強もできず体も弱いショータは、いつも自信がなかった。AIロボット執事「ジョー」だけが、たった一人の友だちだったのだが…。ロボットと人間たちがくりひろげるまさかの結末の7つのドラマ。
著者等紹介
藤真知子[フジマチコ]
東京都出身。東京女子大英米文学科卒。著書多数。近年は環境活動にも携わり『モットしゃちょうとモリバーバのもり』で環境に優れた本として台湾・小緑芽奨受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Comit
37
県立図書~AIロボットと共に暮らす生活が日常となった近未来を舞台とした7つの短編集。果たして、ロボットは心を持ち得るのか?そして、その最期は?お話は、ほとんどが切ない終わり方です😢一番印象深いのは、人間になりたかったロボットシェフが登場する「星降る夜のできごと」心打たれるお話でした。2022/10/04
なななお
27
『まじょ子』シリーズ、『まじょのナニーさん』シリーズの藤真知子さんの高学年向け読み物。え?ナニーさんは低学年向け、高学年にってどんな感じ?と思い読了。ヨゾラ紀という、架空の未来の時代。AIロボットと人間は共存していた。「ロボットは人間を命がけで守る」という原則も、ロボットに人権が認められていて撤廃されている設定。無機質・有機質の垣根を超えて紡がれる友情や愛情。こんな時代が来たら、人間がAIに恋したりしてしまうのだろうか…。星新一に砂糖シロップ掛けて甘くしたような感じの短編集でした。(続けて出そうですね)2022/11/28
ほんわか・かめ
19
一人に一台AIロボが当たり前になったヨゾラ紀と言われる時代の物語。ロボットにも人権があり、人間を命懸けで守るというプログラムを組み込むこと禁止されている。それでもロボは用済みになると簡単に棄てられたりもする。一編を読むごとにヨゾラ紀賢人の言葉に戻ると、物語により深みが増した。ヤングケアラーの話は設定が未来でも辛いね。ただのSFモノではない良い物語。2022/12/25
すじこ
1
サクサク読めるSF系児童書。こどもの気持ち、大人の気持ち、ロボットの気持ち。ヨゾラ紀賢人の言葉もささる。2023/12/31
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