ポプラ文庫<br> 地の星 なでし子物語

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ポプラ文庫
地の星 なでし子物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591173794
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



伊吹 有喜[イブキユキ]
著・文・その他

内容説明

遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても、屋敷の大人たちや、自分を導いてくれる言葉、小さな友情に支えられて子ども時代を生き抜いてきた。時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。ベストセラー『なでし子物語』シリーズ第三巻。

著者等紹介

伊吹有喜[イブキユキ]
三重県生まれ。出版社勤務を経て、フリーのライターに。2008年『風待ちのひと』(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。二作目の『四十九日のレシピ』がドラマ化・映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さてさて

163
シリーズ共通のキーワードとも言える『どうして』と『どうしたら』という言葉の登場が物語に一つの起点を作るこの作品。そこには『江戸の昔から山林業と養蚕業で栄えてきた』遠藤一族が平成の世に生きる姿が描かれていました。シリーズとしての物語の奥行きがそれぞれの人物像に奥深さを感じさせるこの作品。まさかの”お仕事小説”として、今までに見ることのなかった、それでいて極めて耀子らしい生き方の選択に心ときめくこの作品。伊吹さんがこの作品に込められた深い思いを耀子の最後の選択にはっきりと見ることのできた素晴らしい作品でした。2023/03/27

カブ

40
「なでし子物語」第三巻。幼かった耀子と立海も大人になった。寂れていく常夏荘。まだまだ途中の物語。だからといって結末は…。ずっと読んでいたい物語。2022/10/10

道楽モン

34
第2作目にしていきなり路線が変わってビックリ。少女小説の正統なる後継としての物語空間、壮大な物語を予感させる舞台装置、繊細な語り口調で作品をまとめた第1作は、ここですべてひっくり返される。地方財閥のお屋敷の主となったヒロインが、地元スーパーでパートに出てる! バブル経済の破綻により、広大な屋敷の維持が困難になったとはいえ、あまりの展開にのけぞってしまった。さらに雇用創生のために起業して困難を乗り越えるという細腕繁盛記への変貌は、物語の破綻を超越して、ジェットコースター的な物語に読者は飲み込まれる。嗚呼…。2024/09/30

ピロ麻呂

29
なでしこ物語3部作、これだけテイストが全然違うんだけど…お仕事小説的?龍治のキャラがガラッと変わり悪役になってない?耀子が立海と不倫しそうな勢いのラスト…続編がでるのかな?2022/09/22

hrmt

28
シリーズ最終巻は耀子の物語。龍治と結婚して子どもの療養のために峰生に戻ってきた耀子。バブルを経てかつての遠藤家の隆盛も斜陽に向かう。そんな中で持ち上がる常夏荘の売却話。大切なものを守る為に、自分の足で歩こうとする耀子。大切なものを守る為に、峰生の呪縛から解き放とうとする龍治。峰生の日々と共に耀子を忘れられない立海。誰もが優しく、強く、励まされ、そして切なかった。最終巻がいちばん好き。裕一の宝物を引き継いで守る龍治推しの私は、願わくば龍治の物語を読んでみたいと思った。2022/10/03

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