出版社内容情報
富安 陽子[トミヤスヨウコ]
著・文・その他
小松 良佳[コマツヨシカ]
イラスト
内容説明
四年一組のオバケ探偵団に、なぞの事件が!依頼人は、四年二組の優等生オサム。「このごろ、ときどき、時間が消えるんだ。ぼくの時間だけが、消えちゃうんだよ。まるで、だれかに、こっそりぬすまれるみたいに…」小学校中学年向き。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫シリーズ」で新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞、『盆まねき』(以上偕成社)で野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。児童書の挿絵の仕事を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
61
ホオズキくん④児童書。4年2組の優等生オサムは受験勉強のために塾や勉強に大忙し。だけど最近「時間が消える」という。気づくと自分は何もしていないのに、周りの時間が過ぎていてテストが白紙だったり、学校に遅刻しそうになったり…。オバケ探偵団のチラシをみて助けを求めてきた。おマツとまさきとホオズキくんは、オサムにとりついたオバケを退治するために夜の公園に出かける。▽人の近くにいるオバケはたいてい大人しくて無害、オバケなんてどこにでもいるよ。▽怖くない、けどちゃんとドキドキさせてくれる。2021/11/05
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。シリーズ4。テストが始まった、と思ってから、気づいたら、もうテストが終わっている。白紙で出さねばならないオサムは、「時間が盗まれている」と思う。これは、オバケの仕業? さあ、オバケ探偵団の出番だ! 毎日忙しく過ごしている人は、読んでみた方がいいよ(笑)2021/11/01
海(カイ)
8
【図書館】4年1組のオバケ探偵団に2組のオサムから相談が!「このごろ時間があっというまになくなるんだ。それって、オバケのせい?」読んでいる途中で、自分にもこんなことが起きていなかった?と思ったら少し怖くなった。あんな「トキノマイマイ」が私の頭にも付いていたのかな?なんて想像したらゾッとした(苦笑)2021/12/10
hautan
6
図書館本。忙しくせかせかしている人間にとりつくオバケ、トキノマイマイって耳の中に入っちゃうとか、今回は読んでてムズムズしちゃった(^o^;) 世の中はオバケだらけなんだなあ、とつぶやく真先。共感出来ました2022/09/15
みらい
2
【横浜市立図書館】トキノマイマイの退治方法が斬新でおもしろかった。私にも取り憑いてるんだろうなあ(笑)2024/05/14
-
- 和書
- 近世神奈川の地域的展開