出版社内容情報
藤咲 あゆな[フジサキアユナ]
著・文・その他
岩崎 美奈子[イワサキミナコ]
イラスト
内容説明
遠凪拓海は小学六年生。卒業式を前に世界的なパンデミックが起き、緊急事態宣言下の世の中で、姉とふたり、子どもたちだけの生活を余儀なくされる。やがてウイルスの脅威が迫り、拓海は死を覚悟するが…思わぬ方向に運命が動き出す!壊れゆく世界に残されたのは絶望か希望か。激動の21世紀を生きるキミに贈る近未来SF、ついに開幕!!小学校中学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
50
つっこみどころ満載。あえて 言わず。2021/07/14
なつなみ
3
児童文庫にしてはなかなかシリアス。原因不明のウイルスが人々をパニックへ。感染した主人公はカプセルに入れられ、目が覚めたのは10年後。目の前には変わり果てた日本。子どもたちがこれからどう生きていくのか。続きがきになる一冊。2022/01/25
ゆき
1
小学生向けディストピア小説、入門編て感じ。ちょうど70年代くらいにはこんなコールドスリープ装置とかが出てくるSF漫画や小説が流行っだのだけど、コロナ禍でより具体性が出て再流行しそう。▼本書はシリーズ1巻目で物語が展開していくのは2巻目以降となりそう。まずは世界観を定着させて主要メンバーの紹介って感じでしょうか。ユカイとお姉ちゃんの関係や、なぜ姉が亡くなったのかってのも気になるし外の世界はいったいどうなってるの?!ってのも気になる!▼ようやく3巻目が発売されたところのようなので急いで追いつきたい!2022/08/04