出版社内容情報
蒼月 海里[アオツキカイリ]
著・文・その他
himaro[ヒマロ]
イラスト
内容説明
藍田颯太はゲームが何より好きな中学1年生。ある日学校の帰り、池袋の裏道でぷにぷにした妙な生き物を助ける。生き物が消えたあとには、格安個人塾のチラシが。体験入塾に訪れてみると、現れたのは片眼鏡をかけ黒いローブに身を包んだ異国風の装いの先生。ここはいったい…!?いきなり魔法塾に入ってしまった颯太の、ワクワク満載ストーリー!小学校高学年から。
著者等紹介
蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市生まれ。千葉県育ち。日本大学理工学部卒業。元書店員の小説家。著書に「幽霊町おばけ駄菓子屋」シリーズ(角川ホラー文庫)、「稲荷書店きつね堂」シリーズ(ハルキ文庫)、「水晶庭園の少年たち」シリーズ(集英社文庫)など多くの人気シリーズがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
51
普通の塾ではなく、魔法の塾に通い始めた主人公。友情を育みながら成長していく児童向けのファンタジー。かる~く一気読み2022/04/15
Midori Matsuoka
8
小6の子に薦められて読む。フツーの中学生男子颯太が魔法塾に入ることになって魔法を学ぶことに…。 元々学習塾を探していて魔法塾に迷い込んでしまうところや、勘違いから入塾するも実はテイマー(魔物使い)の素質があるらしい颯太のキャラクター(何気に両親のキャラクターも興味深い)、魔法を学ぶといっても実は素地に数学や化学などの知識が必要で、何気に成績アップしちゃってるとことか、本編を支える設定がすごく面白い。 仲間とのやりとりや魔法使いによっても考え方が違うところとか、気になる要素が盛りだくさんな第一巻でした。2024/06/11
麗月
7
電子版。中身を確認するために購入。安い塾だと思ったら魔法使いの塾だった、という話。その昔、周囲も呆れるアホだったので成績があがるまじないを試し、成績が上がった経験を持つ自分としてはさもありなんと思う。実際に魔術や魔法のウンチクや瞑想や集中力を上げる修行は成績を上げるのにある程度の効果があったし、授業に関する興味が変わる。勉強するのがおもしろくない子に読んで欲しい。2021/06/02
桜花
4
これってアニメ化されてないのかな?イラストのせいでもあるけど、アニメを見てるみたいな感じでするする読めた。ぷに太郎可愛い❤️それにしても魔法を使うのに普通に勉強しないといけないなんて!ソータ頑張れ😉2023/05/29
零陰
3
推し作家さんの「蒼月海里」先生初の児童書だ。 最初は、魔法塾で魔法を色々使って行く話を想像していたが、炎色反応や微積分など小・中学校や高校で習う事も少し出て来て勉強にもなった。 可愛いスライムの「ぷに太郎」の正体も最後明かされた時は驚いた。 シリーズになるみたいなので今後の展開も楽しみだ。2021/06/01