出版社内容情報
みやにし たつや[ミヤニシタツヤ]
著・文・その他
みやにし たつや[ミヤニシタツヤ]
イラスト
内容説明
おるすばんをたのまれたモグラのモーとグーとラーコ。でも、さみしくてさみしくて、おかあさんをさがしにでかけます。トンネルをぬけて、あなからひょいっとでると…とんでもないところにばかりでてしまい…。
著者等紹介
みやにしたつや[ミヤニシタツヤ]
1956年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に、『おまえうまそうだな』(けんぶち絵本の里大賞)にはじまる大人気の「ティラノサウルス」シリーズ、『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』『パパはウルトラセブン』(ともにけんぶち絵本の里大賞)『うんこ』(けんぶち絵本の里大賞びばからす賞)『にゃーご』『ちゅーちゅー』(けんぶち絵本の里大賞)『おっぱい』『きょうはなんてうんがいいんだろう』(講談社出版文化賞絵本賞)『ふしぎなキャンディーやさん』(日本絵本賞読者賞/金の星社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
272
みやにしたつや作。この人はこれまで数々の賞を受けている。私は知らなかったが、斯界では有名な作家のよう。さて、本書だが「モーとグーとラーコ」というネーミングは気に入らない。子どもを侮っているように思うからだ。お話は、母親(本文では、かあちゃん)のお留守番をする3匹のモグラたちの冒険譚。ファンタジーだからいいようなものだが、巣穴をたどって、煙突の上に出たり、水洗便器に出たりというのは、これまたなんだか違和感が残る。絵は強い線と色彩で、構図もまた力強い。支持されているのもよくわかるが、モグラの表情が漫画っぽい。2024/02/10
あすなろ
79
もぐらのモーとグーとラー子のお留守番の間の物語。まず僕はもぐらの3匹の子供達の名前、つまりモー・グー・ラー子という名前に爆笑してしまった。正直ありそうな設定だが、面白い。そっか、もぐらは地中の沢山の穴を抜けて地上に顔を出すんだもんね。お留守番、えらかったね。お疲れ様。2021/07/17
わむう
25
お母さんモグラに、留守番をしているように言われたのに、さみしくてお母さんを探しに出たモーとグーとラー子。穴から顔を出すと、それはゴルフホールだったり、おしゃれな服を着たヘビと出くわしてしまったり、トイレの水が流れ込んできたりと大変。行き止まりでヘビにおいつめられてゴルフボールで撃退したところに、お母さんが帰ってきます。そこは元居たモグラたちのおうちでした。宮西達也さんの本は読み聞かせにテッパンですね。2021/07/14
くぅ
24
蛇に追いかけられているのをみてビビった息子にしがみつかれたまま読了。面白かった。(4歳1ヶ月)2021/07/05
こふみ
20
モグラ三兄妹の大冒険が楽しい絵本。読み聞かせ候補。2021/12/22