ポプラ文庫ピュアフル 地底アパートの最後の訪問者

蒼月 海里【著】

ポプラ社（2021/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 199p／高さ 15cm
• 商品コード 9784591169483
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

最後まで、特別なことしか起きないアパート

～地底から宇宙へ～
感動のスペシャルクライマックス！！


　　＊　　＊　　＊　　＊　　＊
ある日一葉たちが、「馬鐘荘」の地下二階の部屋に集まっていると、突然激しい振動が起こった。外に出てみると、一階の雑貨屋「迎手」の庭に、銀色の宇宙船が墜落していた。ひしゃげた扉から姿を現したのは、緑の瞳に赤い髪の女の子。なんとか壊れた宇宙船を修理し、彼女の帰還を助けようとするが、思わぬ危機的状況が到来し、一葉たちはとうとう地底から宇宙に飛び出すことに……!?
人気シリーズ感動の完結巻！


＜目次＞

第一話　　墜落！　謎の宇宙船
こぼれ話　七転八倒、一葉の将来
第二話　　再襲来！　我が妹
こぼれ話　さらば、真夜中の移動販売店！
第三話　　終幕！　地底アパートよ永遠に

カバーイラスト：serori

内容説明

ある日一葉たちが、「馬鐘荘」の地下二階の部屋に集まっていると、突然激しい振動が起こった。外に出てみると、一階の雑貨屋「迎手」の庭に、銀色の宇宙船が墜落していた。ひしゃげた扉から姿を現したのは、緑の瞳に赤い髪の女の子。なんとか壊れた宇宙船を修理し、彼女の帰還を助けようとするが、思わぬ危機的状況が到来し、一葉たちはとうとう地底から宇宙に飛び出すことに…！？人気シリーズ感動の最終巻！

著者等紹介

蒼月海里［アオツキカイリ］
宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち。日本大学理工学部卒業。元書店員の小説家。著書に「幽霊町おばけ駄菓子屋」シリーズ、「モノノケ杜の百鬼夜行」（角川ホラー文庫）、「幻想古書店で珈琲を」シリーズ（ハルキ文庫）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

最後の登場は宇宙人!それでも心温まるホンワカストーリーでした。

2021/04/22

[よっしー]

これで完結。最後は地下に進むのではなく、まさかの宇宙からの来訪者でした。宇宙船の修理はファウストさん御用達のハンズで資材を集め、最終的には軽いノリで宇宙にも出掛けた一葉達。結果としては、全てが丸く収まっての大団円…ではありますが、その影でひたすら便宜を図っていたメフィストの苦労を思うと、お疲れ様と労いたくなりました。次のアパートでも、楽しい毎日となるのでしょう。彼らの生活、もっと覗いてみたかったです。

2022/10/07

[cithara]

前巻を読んでからだいぶ時間が空いてしまった。なかなか内容が思い出せず。でも一人一人のキャラクターが個性的なので、少しずつ思い出してきた。馬鐘荘の住人達って本当に頼りがいがある。おかげで一葉君のなよなよした性格にイライラしなくてすんだ。そうか、一同はとうとう宇宙にまで行くのね。宇宙船の操縦場面とかやけに生き生きしているから、著者の蒼月さんてロボットアニメが好きだったの？　となるとやはり男性なのかしら？　これまで何冊も著書を読んできた。著者自身のプライベートが気になるなんて初めて。今後の著作も期待します！

2021/02/09

[hotate_shiho]

遂に宇宙船が登場。宇宙船に乗っていたニコを助けて、宇宙船を直して帰還を助けようとする一葉たち。ファウストさん大活躍。本当にいろんな事が起こるアパート。めちゃくちゃ面白かったー。これで最後のなのが寂しいなぁ。

2021/02/07

[sakura]

シリーズ最終巻。ハチャメチャな彼らの物語がこれで終わりだと思うと寂しいが、池袋的には一安心なのかな(笑)その後の彼らがどうなるのか、またあの場所に戻れたのか、ぜひ続きを読みたい。

2021/03/02