和菓子迷宮をぐるぐると

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  • サイズ 46判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591169445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

<内容紹介>
ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。ちょっと変わり者と言われる彼が出会ったのは、あまりに美しい「和菓子」だった。その「美味しさ」にも魅せられてしまい、すっかり和菓子の世界の虜に。勢いのあまり大学院に進まずに和菓子職人になることを決意し、製菓専門学校に入学してしまった。
個性豊かな学生たちとともに和菓子作りに精を出すが、和菓子はとにかく答えがない。なんとか自分の和菓子を作ろうと苦心するも、全てを1か0かで考えてしまう理系的思考が、数値だけでは測りにくい和菓子作りの邪魔をして――。

<プロフィール>
太田忠司(おおた・ただし)
1959年愛知県生まれ。81年に「帰郷」で「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作を受賞。「少年探偵・狩野俊介」「目白台サイドキック」「名古屋駅西 喫茶ユトリロ」シリーズほか、『奇談蒐集家』『遺品博物館』『猿神』など著作多数。

内容説明

ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。ちょっと変わり者と言われる彼が出会ったのは、あまりに美しい「和菓子」だった。その「美味しさ」にも魅せられてしまい、すっかり和菓子の世界の虜に。勢いのあまり大学院に進まずに和菓子職人になることを決意し、製菓専門学校に入学してしまった。個性豊かな学生たちとともに和菓子作りに精を出すが、和菓子はとにかく答えがない。なんとか自分の和菓子を作ろうと苦心するも、全てを1か0かで考えてしまう理系的思考が、数値だけでは測りにくい和菓子作りの邪魔をして―。

著者等紹介

太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。81年に「帰郷」で「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

186
美しい練り切りのカバー写真に誘われて手にした。物理工学科に籍を置く超理系脳の涼太が、美しすぎる和菓子に出会い自分の将来とトラウマに真正面から向き合う成長物語。和菓子の奥深さを見るお仕事小説でもあった。自分を捨てて外国へ行った母親の呪縛と再会。本当にやりたいことは何か?という多分誰もが一度は悩み惑う選択の時期を息子とダブらせて読んだ。自分の人生の責任は自分という境地に達する涼太がカッコイイ。涼太の周りの人たちも好い人ばかりでホッとする。涼太と寿莉のこの先もいつか見てみたい。2021/03/10

machi☺︎︎゛

155
表紙の和菓子に魅せられ手に取った一冊。初読み作家さんだったけど読みやすく内容も面白く他の作品も読みたくなった。理系男子で理屈っぽい涼太は叔母に連れられて行ったデパートの催事場で見た目も味も最高の和菓子に出会う。簡単そうに見える和菓子こそ職人の技がひかる。そこから将来の夢までも変わるほど和菓子にのめり込んでいく。製菓学校の仲間たちとの和菓子を通してのつながりやその不思議なキャラで充実した毎日を過ごす。最後のみんなのまとまり方は心がじんわり温まるようで良かった。2021/05/16

シナモン

150
理系の頭脳を持った青年が和菓子職人を目指す物語。人からどう見られるか、そういうことを全く気にせずに軽々とハードルを越えて、その時やりたいことに素直にチャレンジしていく涼太はすごい。でも自分に自信が持てなくて迷ってばかりの寿莉の心の葛藤もよく分かる。製菓の専門学校で出会った仲間たちがお互いを高めあって成長していく様子がさわやかだった。青春って若いっていいなぁ。寿莉が作ったホットケーキの和菓子、食べてみたいな。餡の奥深さには参りました。2021/06/19

やま

133
美味しく美しい和菓子のミステリー。6才の時に母に捨てられた涼太の餡への拘りと、和菓子の奥深さが書かれた秀作です。菓子の専門学校でのA班女性4人と涼太との、恋のせめぎ合いが爽やかに濃密に書かれています。最初読んでいたら物理の数式がよく出て、わけが分からず困りましたが、学校が楽しく和菓子の奥深さを知るにつれ楽しく読む事が出来ました。字の大きさは…小(薄いので2、30ページ読んでは寝落ちする) 2021.8.22~25 4日間で読了。★★★☆☆2021/08/25

ひさか

112
2021年2月ポプラ社刊。書下ろし。物理工学科を学ぶ涼太が和菓子と出合い、製菓学校に入学して、和菓子職人を目指すお菓子、友人、家族、仕事のお話。涼太のまっすぐすぎる態度が面白くもあり、羨ましくもあり、楽しい。良い人、良い仕事が面白く描かれる世界は、ファンタジーのようでもあります。2021/04/18

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