出版社内容情報
一般的には、ほとんど知られていない
鹿児島県の「源麹研究所」。
100年以上にわたって麹研究を進め、
世界最先端の成果をあげ、
世界中から企業や大学の研究者が頻繁に訪れる。
現在の焼酎ブームは、源麹研究所がつくったといっても過言でない。
そんな源麹研究所を経営する父(農学博士)と息子(医学博士)による共著。
麹による人間の免疫力増強や健康維持をもたらす力から、
廃棄物を家畜用の乾燥資料に転換する力など、
麹が持つ計り知れない可能性を一冊にまとめました。
内容説明
塩麹・甘酒・麹水を使った簡単レシピもご紹介。
目次
1 麹は、微生物から人類への最高のギフト(今こそ、日本古来の麹の力に注目を;そもそも麹って何?どんな種類があるの? ほか)
2 麹には驚きの健康・美容効果があった!(麹自体も、それを使った食べ物も栄養と健康効果に優れている;ある意味これが麹の力のすべて“腸内環境改善・酪酸菌増加” ほか)
3 麹なら“美味しい”と“体にいい”が同時に手に入る!(和食の調味料のほとんどには麹が入っています;麹を食べる1 「塩麹」酵素が入っている物、いない物を見極めて ほか)
4 麹でサステイナブルな暮らしを実現しよう(麹がいま話題のSDGsのカギも握っている!?;環境問題に貢献 その1 そうだ、麹の発酵熱で焼酎廃液を乾かせばいい ほか)
親子対談 麹の力に魅せられて
著者等紹介
山元正博[ヤマモトマサヒロ]
農学博士。(株)源麹研究所会長。鹿児島県で100年続く麹屋の3代目として生まれる。東京大学農学部から、同大学院修士課程(農学部応用微生物研究所)修了。卒業後、(株)河内源一郎商店に入社。1990年に観光工場焼酎公園「GEN」を開設。チェコのビールを学び、1995年に誕生させた「霧島高原ビール」は、クラフトビールブームの先駆けに。1999年「源麹研究所」を設立。食品としてだけでなく、麹を利用した食品残渣の飼料化や畜産に及ぼす効果などの研究を続け、環境大臣賞も受賞している
山元文晴[ヤマモトブンセイ]
医師。山元正博を父に持つ、鹿児島の麹屋の4代目。東京慈恵会医科大学医学部卒業。独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センターで臨床研修医として、鹿児島大学医学部外科学第二講座では心臓血管外科、消化器外科を専門として従事する。医師として患者さんに向き合う中で医療における麹の可能性に気づき、故郷に戻り錦灘酒造株式会社に入社。その後、東海大学大学院医学研究科先端医科学専攻博士課程を修了、医学博士号を取得し、現在に至る。麹が体に及ぼす働きの臨床例を増やすため、研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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