出版社内容情報
ルラルさんは、おじいさんからもらったつりざおを使ったことがありません。なぜなら、いっしょにつりにいこうと約束したのに、おじいさんさんは病気で入院したまま亡くなってしまったからです。
ある日、ルラルさんがそのつりざおを庭でふっていると、仲間の動物たちが集まってきて、魚がよくつれる湖に案内してくれました。
仲間たちは次々に魚をつりあげますが、ルラルさんは釣れませんる。ルラルさんがあきらめかけたとき、びっくりするほど大きな魚がかかりました。みんなで力を合わせて釣りあげようとしますが……。
★『ルラルさんのにわ』(1990年)から30年。親から子へと読み継がれる「ルラルさんのえほんシリーズ」9作目。
祖父からおくられた「つりざお」へ寄せるルラルさんの思い、釣りにいく約束を果たせないまま亡くなった祖父との思い出があたたかく伝わってくる、感動の1冊! 子どもから大人まで、すべての人の心に響く絵本。
内容説明
ルラルさんのたいせつなたからもの。それは、なくなったおじいさんからもらったつりざおです。でも、ルラルさんはそのつりざおでつりをしたことがありません。そのわけは…。「ルラルさんのえほん」シリーズ、第9作目のおはなし。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
伊東寛。1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)をはじめとする「ルラルさん」シリーズ『くもくん』(日本絵本賞読者賞)『おさるはおさる』(路傍の石幼少年文学賞)『おさるになるひ』(IBBYオナーリスト)『だいじょうぶだいじょうぶ』(講談社出版文化賞)『くろりすくんとしまりすくん』(以上講談社)『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞)他、多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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