出版社内容情報
くまの子ウーフのともだちは、きつねのツネタとうさぎのミミちゃん。毎日遊んでけんかして、新しい何かを発見していきます!
いつの時代も子どもたちの共感を集め、世代をこえて愛読され続けるロングセラーの新装版。
内容説明
くまの子ウーフの友だちは、キツネのツネタと、うさぎのミミちゃん。毎日、なかよくあそんで、けんかして、あしたも会いたい、なかまたち!
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、日本童謡賞、路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、モービル児童文化大賞など数多く受賞
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京赤坂に生まれる。武蔵野美術学校西洋画科卒業。漫画、タブロー、舞台美術、絵本など、多彩な創作活動を展開。文藝春秋漫画賞、東京イラストレーターズクラブ賞、小学館絵画賞、日本絵本賞大賞、JBBY賞など多くの賞を受賞。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
22
☆4.5 くまの子ウーフ3冊目にして最終巻。ツネタはキンピラゴボウが得意なんだなあ。味噌汁と焼き魚も作れて意外な一面発見。普段は口が悪いけどお母さんのカレーライスが大好きだったり、おばあちゃん子だったりとイメージが変わったよ。ミミが白ぶちのでかいサングラスで変装してイキってるのもかわいいなー。数十年生きていると邪心や雑念が大量に蓄積されていく。だからたまに無垢なものに触れると覿面に効くんだ。2025/05/03
ともブン
6
くまの子ウーフ3冊目にして最終巻。ウーフたちのそれぞれの家族にフォーカスを当てた作品が詰め込まれている。ほんわかしたウーフのお家、躾にちょっと厳しいミミちゃんのお家、肝っ玉かあちゃんが支えるツネタくんのお家。 どれもそれぞれの愛情が溢れていて素敵だなぁ。親元を離れて初めて分かるありがたさってあるよね、と思い出してほっこり。 家族っていいなぁ。無性にひとりが寂しくなった。あとで実家に電話してみよう。2021/12/03
遠い日
5
「新装版 くまの子ウーフの童話集」シリーズ3。懐かしいお話がぎゅっと詰まったウーフの童話集。まとめて読むと読み応えがあります。楽しい毎日を過ごすウーフと友だち。いつもきらきらしている。キツネのツネタの新作のお話も収められていて、気っ風のいい母ちゃんがすてきです。2023/01/09
読生
2
最初はただの嫌なヤツだったツネタくんも様々な一面を見せてくれるようになり、優等生だったミミちゃんも、やんちゃっぷりを発揮してきました。 その分ウーフのキャラが薄くなってますけど、この巻は3匹とも主役の巻なので仕方ないのかもしれません。 2024/05/24
kira
1
ウーフのシリーズは好きだけれど、あまり読んだことのないお話ばかり収められていて、新鮮な気持ちで楽しむことができた。ミミちゃんやツネタの出番も多くて、それぞれの家の様子もわかる内容。2021/03/13