出版社内容情報
絵本作家・塚本やすしの最新作!!
そのテーマは……ごきぶりだ!!
主人公は、現代社会で一番の嫌われ者?
だけど、最後はみんなでにっこり!
「家族の愛」を描いた、珠玉のゴキブリ・ストーリー!!
大人から子供まで、だれもが一度は体験したことがあるであろう恐怖の体験を、「やきざかなの のろい」の絵本作家・塚本やすしが、あるひとつの家族を通してユーモラスに、そしてラブリーに描きます。読み聞かせにぴったりの爆笑パニック絵本です。
声に出して読んで、あっはっはっは!と大笑いしてください。
そして、身近な「ごきぶり」についてちょっぴり考えてみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
75
読友さんのレビューに魅せられた絵本。否、魅せられたというよりも恐いもの見たさで手に取りました。 だれもが一度は体験したことがあるであろう恐怖の体験を、『やきざかなののろい』の塚本やすしさんが描ききっています。 きっと、一度でもGの恐怖を味わったことがある人なら、楽しめることでしょう。否、パニックです。Gが飛んだときには、パニックを通り越して思考停止です! 『やきざかなののろい』と同じように、最後に救世主として猫が大活躍です!バンザーイ!2025/02/09
がらくたどん
67
Gの出てくるサスペンス・コメディー(たぶん)を読まれてのとても素敵なご感想に惹かれて。スリッパとGなんですと!でもとても面白そう。というわけで本書。ハードル下がるかな??なんと飾りも覆いもないタイトル!出ますよ、しかも家族団欒のご飯時。お父さん、素早く「確保~!」さすが!と思いきや、ゲゲゲな展開。わたくしだって腰はぬかしませんよ、おかあさん。でも消えたと思ったらまさかの場所から再登場は焦りますね。しかも空中戦だなんてさ。にゃんこのタマは今夜の殊勲賞。お刺身一切れ奮発しちゃうレベル。さてハードルは下がった?2023/05/27
☆よいこ
59
絵本。絵がシンプルなのでG嫌いでも耐えられる?いや、読み聞かせは絶対しないぞ。▽夕食の時間に現れたG!お父さんが勇気を出して捕まえるが、逃げるG飛ぶG!たかが小さな昆虫一匹に大騒ぎしパニックになる家族の可笑しさよ。しかし割とあるあるなので…。2020/11/06
ほんわか・かめ
37
こんなテーマを絵本にするなんてふざけてますか?いえいえ、Gの出現は大事件なんです!!!( ≧Д≦)〈2020/ポプラ社〉2021/02/01
ヒラP@ehon.gohon
33
ゴキブリの嫌いな人には、身の毛もよだつような、臨場感たっぷりの絵本です。 そして、誰もがゴキブリのために大混乱をきたした夕食のことを思い出すのではないでしょうか。 この絵本、ゴキブリ騒動だけに集中して、家族の慌て方を描いています。 怖いもの見たさに手に取ってしまいました。 そして、誰かに伝えたい意地悪さがわいてきました。2020/12/02