出版社内容情報
2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、
ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。本書では目標14「海の豊かさを守ろう」の内容や、世界や日本における海の生態系の変化や海洋汚染の実態と背景について必要な基礎知識を得ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
著者等紹介
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
SDGs子ども大学運動実行委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
「SDGsのきほん未来のための17の目標」シリーズ15。目標14。海の豊かさ。乱獲、海のゴミ問題の海洋汚染、地球温暖化による海水温の上昇で海の環境が変わること、天然の魚の減少、深海の鉱物資源の活用、ここでも問題は山積だ。海の豊かさを取り戻さなければ、海洋資源の持続可能な利用ができなくなる。2021/12/12
はる
1
海の問題は大きい。日本は寿司を世界にアピールしすぎたため、いろんな国で魚が食べられるようになり、乱獲が進んだ。2022/05/29
小魚小骨
0
やはり海洋(マイクロ)プラスチックについて大きく取り上げられている。2050年には魚の総重量より多くなるとのこと。養殖のおかげで漁獲量は横這いだが、養殖場からの環境汚染問題もあることは今回初めて知った。海のエコラベルの存在も。魚が好きなので、身近な問題として捉えられた。2023/11/25