出版社内容情報
2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、
ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。本書では、目標10「人や国の不平等をなくそう」の内容や、世界や日本における格差や差別の実態と背景について必要な基礎知識を得ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
目次
1 「人や国の不平等をなくそう」とは?
2 世界の格差が広がるわけ
3 何が不平等なのか?
4 日本の格差問題の原因は?
5 世界の不平等をなくすには?
6 わたしたちにできること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
5
「SDGsのきほん未来のための17の目標 」シリーズ11。目標10。不平等。SDGsの目標のひとつひとつは包括的に絡み合っているため、ひとつだけを極めようとしても、達成はできない。不平等、格差、世界の富の集中と貧困の関係。差別や偏見をなくすことで、平等な立場と物の見方を手に入れることができる。まずは、知ることからしか始まらない。2021/11/11
白としろ
2
10、人や国の不平等を泣くそう2024/02/25
はる
1
平等。機会平等。世界も日本も難しい。結局、お金持ちは上流階級、底辺は底辺しかない。2022/05/28
Ayumi Yasuda
0
SDGsとか難しそうだけど、子供がいるから子供が図書館で借りてきた時についでに読んでますけど、わかりやすく書かれていて助かります。 あたりまえのこと、って思うけどこうして言語化して言葉でかかれているのを読むだけで意識がはっきりしてくる。つまり自覚できますね。娘と一緒に読みました。2022/02/12