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出版社内容情報
「ひとかけ屋」というお店で、「主人公が欠けている」という本を購入した美緒。本には美緒のこれまでの人生が描かれていた! 読み進むうちに、美緒の身にも危険が迫り――。
第二部は『わたしの本』の大学生作家・まみが再登場、「あなたの本」の解明に挑む。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
『晴れた日は図書館へいこう』で日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
63
児童書「本の怪談」シリーズ⑮二部構成[第一部]中学2年生の美緒は公園のフリーマーケットで「ひとかけ屋」という店に出合った。歯車の外されたからくり人形や、中のガラス棒のない風鈴など、壊れたものが「お話し」とともに売られていた。美緒は「あなたの本」と題された本を買い読むと、そこには美緒の過去に体験した怪談話が書かれていた。読み進むと、書かれていることが現実になり…[第二部]入院した美緒から「あなたの本」を引き継いだホラー作家の井上はるかは「ひとかけ屋」の正体に迫る▽はるかは⑭からの続投。面白かった。2021/08/23