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出版社内容情報
地域の有形・無形の文化財を、歴史や伝統をふまえたストーリーでパッケージ化した「日本遺産」。各地域がもともと持っていた魅力を“見える化”し、「観光」「学び」等に生かし地域を輝かせるため、文化庁が認定するものです。
これまで、個々の文化財を保護することには力を入れられてきましたが、日本遺産では、その地域のさまざまな文化財とその背景にある歴史や伝承、生活習慣などさまざまな文化をつなげ、魅力あるストーリーとして発信することで、それぞれの地域の魅力ある姿が浮かび上がるようになりました。
この本では、改めて郷土の伝統文化に目を向ける人が、地域の日本遺産について調べて理解を深め、さらにその他の地域の文化にも興味を広げ、日本の伝統文化への理解と愛着を深められるよう工夫しています。
小学校からはじまる、日本遺産を活用した地域学習や歴史学習にも使いやすいよう、用語解説やコラムも充実させました。
内容説明
「日本遺産」は、文化財を個別に大切に保存するだけでなく、地域の歴史や風土にもとづくストーリーの中に組みこんで、国内外の人びとに地域の魅力をもっと知ってもらうために活用しようと始まりました。この本では、2019(令和元)年までに認定されている83のストーリーを2巻に分け、解説文と写真でわかりやすく紹介しています。
目次
茨城県・栃木県・岡山県・大分県 近世日本の教育遺産群―学ぶ心・礼節の本源
群馬県 かかあ天下―ぐんまの絹物語
富山県 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心
石川県 灯り舞う半島能登―熱狂のキリコ祭り
福井県 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群―御食国若狭と鯖街道
岐阜県 「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
三重県 祈る皇女斎王のみやこ 斎宮
滋賀県 琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産
京都府 日本茶800年の歴史散歩
兵庫県 丹波篠山デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶〔ほか〕